2014年6月11日
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕です!
梅雨ですがみなさんいかがお過ごしですか?じめじめした季節ですが、ゴスペルを歌って乗り切っていきましょう!
やっとと言うべきか、あっという間と言うべきか、待ちに待った6月の池ゴスが開催されました。今年は年に3回となり2月以来の開催となりましたが、あちらこちらで6月の池ゴスを楽しみで仕方がないという声を聞きました。みんな池ゴスを愛してくれているのですね。またエネルギー全開でゴスペルを歌うことに飢えているのですね。
前日からの大雨で交通機関の乱れもあり、どうなるかと思いましたが、当日、蓋を開けてみたら、たくさんのお客さんで会場は埋まりました!
その期待感やワクワク感が充満して、出来上がっている会場の照明が落とされシンガーズの登場。そして最初に ディレクターの塩谷美和さんから、ゴスペルには3つのルールがあります、とMCがありました。
1.叫ぶこと!聖書には「この人たちが黙れば、石が叫びだす!」と書かれている。
2.隣の人を忘れて歌い、踊り、走り、自由になろう!
3つ目は?それは後でお話します。そう疑問を残しながらいよいよPraiseのスイッチオン!
オープニングを飾った曲は「I’m a soldier in the army of the Lord」私は神様の兵士、と勇ましく歌われる、黒人教会では古くから歌われているトラッドなナンバーです。そこに「Can’t Nobody Do Me Like Jesus」「Glory Glory Hallelujah」といった、ゴスペル音楽の教科書があるなら1ページ目に掲載されているようなベーシックなナンバーがメドレーで炸裂していきます。美和さんはずっと横田の教会にいる時、このようなPraise &Worshipメドレーで神様に歌っていたと言いいます。この黒人教会にいるかのような錯覚。これを味わいたくてみんな池ゴスに足を運ぶのですね。
今回は何と言っても特別ゲストに、福生New Life Christian MinistriesからMarcel がキーボード奏者として参加!2月にゲストとして注目を浴びたあのGasden牧師夫妻の子息です。
彼のピアノはまさにPraise (賛美)そのもの。ピアノでバンドを、会場全体を導いてくれました!
曲間の挨拶タイムでは、参加者お互いが、久しぶりに最愛の人に出会えたかのような歓喜にハイタッチし合っていました。
シンガーズもこんな顔で叫び喜びを表現していましたね!
そしてお祈りを終えて、黒人教会でもお馴染みのコール&レスポンスのレクチャーです。「God is good!!」「All the time!!」という掛け合い。これは礼拝でもコンサートでもゴスペルコミュニティにいる人たちには定番です。「神様は素晴らしい!」「どんな時でも!」辛い時も悲しい時も楽しい時も神様はいつも共にいてくださり、私達に素晴らしいことをしてくださる。この短い掛け合いにはそんな思いが込められています。
もう一つは「When the praises go up!!!」「Blessings come down!!」という掛け合い。これは私達が神様を賛美する時(歌声を天に上げる時)、祝福が雨のように降ってくる!ということ。つまりゴスペルを歌えば歌うほど、神様が喜びや力を与えてくれてたくさん祝福されますよ!という感じでしょうか?この日、外は大雨で傘を差さなければ歩けないほどでしたが、会場では神様からの祝福の大雨が降り注いできました!傘を差すことなくその雨にどっぷり浸かってグシャグシャになりました(涙!汗!笑!)
前回のブログでも予告したように、ワークショップ1曲目は「Great Jesus」。ゴールデンウィークに来日して日本中のゴスペルファンを魅了したKurt Carrの曲です。実にKurt Carrらしい“ゴスペル大河ドラマ”とでも言うべきスケールの大きな曲です。
覚える音も多いため、念入りに曲の練習が続けられました。かなり高いキーの部分も多く、細かい部分なども表現しながら歌います。四苦八苦しながら曲を完成させていきました。汗。
歌詞の中にこのような言葉があります。
「私が望んでいた以上に、思いもよらないほどに素晴らしい方。偉大な方であり偉大なことをしてくれる方。私はあなたのしてくださった素晴らしい事を受けるに値しないのに、そんな資格も無いのに、私を絶対に見捨てることが無かった。」
ゴスペルの中で歌われるジーザスは、私達がどんな状態であれ、共に側にいてくれて助けてくれた。暗闇のどん底から引きずりだしてくれた。失敗してもやり直すチャンスを与えてくれた。病気を癒してくれた。人生を変えてくれた。その恵みの数は数えるのが不可能です。だからハレルヤ!と叫ぶのです。そしてそのことを思うと「Great Jesus」と叫ばずにはいられない!!ある人は天に手を挙げ、ある人は涙を流し、すべての重荷やしがらみを捨てて歌うする事は、世の中のどんな事とも比較することのできない感動的な瞬間となります。ジーザスによって人生を変えられた人達の証。それがゴスペル音楽なんです!
2曲目はHezekiah Walker & LFCの「Every Praise」。この曲もたくさんのクワイアで取り上げられてスタンダード曲となってきましたね。この曲には世界でニュースになったある実際のエピーソードがあり、その事件の話を美和さんがシェアてくれました。
アメリカのアトランタ州で9歳の男の子が誘拐されたのですが、男の子は誘拐犯の車の中で拘束され絶体絶命のピンチな状態の中でこの「Every Praise」を歌い続けたそうです。すると、犯人は神様への恐れを感じたのかその子供を解放しました。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20140424/Terrafor_news_suBBsyYf06.html
このニュースを読んで、ある聖書の箇所を思い出したと、続けてメッセージしてくれました。
新約聖書の「使徒の働き」という個所にこんな話があります。
ジーザスの教えを伝えていたパウロとシラス。彼らはそのことで牢獄に閉じ込められてしまいます。しかし、鞭で打たれて足かせをはめられていた彼らは、そんな極限的な状況においてもただ神を賛美しました。つまりゴスペルを歌い続けたのです!他の囚人達はその賛美に聞き入っていました。
すると大地震が起きて、足かせははずれ、脱走できる状態となりました。しかし、囚人は誰も脱走しませんでした。囚人が脱走したと思い、その事を罪を問われると思い自害しようとした看守は、「イエスを信じなさい、そうすればあなたも、あなたの家族も救われます。」とパウロの言った言葉と、その出来事を通じて神様を信じることを決意しました。
極限の状態に置かれても神様への信仰を失わずに賛美し続けたパウロとシラス。その歌声が神に届き、囚人達と看守の心を揺さぶりました。それだけではなく、地までも揺るがしたのです。
私達は普段の生活で、誘拐されることも牢屋に入れられることもないかもしれません。でもどんな苦しいことがあっても、どんなに落ち込んでいても、その心を神様の前に差し出してゴスペルを歌い続けよう!
そうすれば土台は崩れていく。すぐに問題は解決できないかもしれないが、必ず何かが動きだします!
そんな思いを込めた「Every Praise」
キャッチーな曲調で非常に覚えやすく、会場も踊り歌えやのPraise Party!!心の足かせよ外れろ!土台を崩そう!多くの人達がそんな願いをぶつけて歌っていたと思います。何度も繰り返される「Every Praise」のフレーズ。止めなければ一晩中やり続けてしまうのでは?と思えてくるほどでした。
久しぶりの池ゴスは熱気とともに終わりました。皆さん、たくさんの祝福の雨を受け取ることはできたでしょうか?
次回は10月です。それまで楽しみにお過ごしください!
それにしても美和さんが言う3つ目のルールはなんだったのでしょうか?
それはあなた自身がこの日に体験して感じたことかもしれませんね・・・。
God bless you!
裕
Hallelujah! 皆さんお元気ですか?美和です。
少しづつ暖かくなってきて、梅の花が咲いているのをちらほら見かけるようになりました。春を感じる今日この頃です。
さて、春眠暁を覚えず、ちょっと眠い目を擦りながら(花粉症?)の久々のブログ更新です。
ゴスペルを歌う上で、押さえておきたい3つのポイントがあります。聖書、音楽、そして黒人奴隷の歴史です。
今日はつい最近日本でも公開され、そしてアカデミー賞を始め、多くの賞が与えられた作品「それでも夜は明ける(原題 12 YEARS A SLAVE)」を簡単に紹介したいと思います。というのも、昨日この作品を映画館で観たのですが、ゴスペルを歌うみんなに、ルーツを物語っているこの作品も是非とも観てもらいたい。そう思い、いつ映画館上映が終了してしまうか分からないので、急いでブログに書こう、と思ったのでした。
約2時間半の作品でしたが、全然長く感じるどころか、色々な事を考えさせられた内容でした。映画の中には黒人霊歌を歌うシーンや、畑の中で労働しながら歌うシーンなどもありましたよ。
ちなみにネタバレ的な所もあります!なので最初に内容知るのを避けたい方は映画を観てから読んでください(笑)
物語は19世紀半ば。1808年に奴隷貿易が撤廃されてから、国内の黒人は高値で売買されるようになりました。中には自由黒人(映画ではフリーメンと呼ばれてました)を拉致して奴隷として売買されることも多く、奴隷として売られたフリーメンのほとんどは、もとの生活に戻る事はできなかったようです。
1841年、ニューヨーク州で自由黒人として幸せで安定した家庭を築いていたソロモン・ノーサップが、騙され拉致されて南部に売られ、そこから12年の間を奴隷として生き抜き、最後は家庭に戻る事ができた、真実の話です。
ソロモンは非常に優れたバイオリニストで、白人の友人も多くいました。生まれながらの自由黒人として生きてきた彼が、一変して奴隷として労働、虐待、何度も殺される目にあいますますが、映画でのそのシーンは思わず目を背けてしまうような残酷なものでした。実際はどれだけのものだったのか・・・。
物語中にも出てきますが、奴隷に心を配る雇い主もいたようです。しかし、 最終的にはそのような主人も自分の利益を守る事を優先してしまいます。現代においては、誰が見ても奴隷制度は人道主義の反していると思えますが、この時代は奴隷制度は当たり前のこと。いくら心優しい人でも時代の流れに逆らう事は難しかったのですね。なんて長く暗い時代が続いたのでしょう。
また、映画の中でもありましたが、聖書の言葉を引用して、奴隷を従わせ虐待する事を正当化させていた主人がいました。こう言う人は多かったようです。先日観たタランティーノ監督作品の「ジャンゴ」では、白人のスレイブマスターが聖書のページを切って自分の体に張り付け、黒人に鞭打つシーンがありました。タランティーノ色炸裂のそのシーンでは思わず吹いてしまったのですが、全然笑い事ではないと感じさせられました。私は聖書を良く読むのですが、言葉を用いて人をあのシーンの様に鞭打つような事が決してあってはいけないな、と。
一人の老人奴隷が死に、墓に埋め、皆で死者を送り出す黒人霊歌を歌うシーンがありましたが、そこで歌われていたのが、「Roll Jordan Roll」です。普通に歌われている歌詞とちょっと違いますね。
ちなみにサウンドトラックに入っているアレンジはなんとジョン・レジェンドでした!
こちらは映画のシーン↓
Went down to the river Jordan
where John baptised three
Well I woke the devil in hell
sayin John ain’t baptise me
I say;
Roll, Jordan, roll
Roll, Jordan, roll
My soul arise in heaven,Lord
for the year when Jordan roll
Well some say John was a baptist
some say John was a Jew
But I say John was a preacher of God
and my bible says so too
歌ってなんかいられない、を飛び越して、歌ってなきゃやってられない、ノーサップの悲しみと悔しさ、叫びとそして命の力強さが伝わってきたシーンでしたが、本当はもっともっと、、、苦しく残酷だったかと思います。
また、後半でソロモンが救われる手助けとなる人が現れますが、これが他国民、カナダ人の大工(ちなみにこの映画のプロデューサーでもあるブラット・ピット、制作会社はPLAN Bです)
彼は、アメリカに蔓延している奴隷制度に反対する信念を持っていて、聖書でも人は皆平等だと語っている事を信じています。ソロモンの主人と論議をしようとするのですが、同じ神を信じているのに、主人はその論議の土台にものれないほどの価値観の違いでした。
ソロモンは無事に帰った後、この体験を本にし、また様々な奴隷解放運動に携わったようです。
と言う事で、まずは映画を是非是非観てもらって、知って、感じて、そして考えることが大切なのかな、と思います。
まだ映画館でやっていると思うので、みんなhurry up!!
公式HPです
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/index.html
ゴスペルを歌うだけではなく、ゴスペルで励まされましょう!
暗闇の中だからこそ、細いけど一筋の光が見えるかもしれません。
God bless you! Miwa
ハレルヤ!裕です!
寒い日々が続き体調を崩される方が多いようですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今年最初の池ゴスということと、Black History Monthにちなんだ特別ゲスト、Gadsden(ギャズデン)夫妻の登場ということもあり、開場は期待感で充満し、教会内は開始前から熱気で満ち溢れていました。
アメリカに住むアフロ・アメリカンの人達は、毎年この時期に奴隷時代からの苦難の歴史を振り返り思いを馳せる習慣があり、2月は「Black History Month」と呼ばれ、黒人教会では自分達のルーツであるアフリカの衣装などを着たりします。
そして、奴隷時代の話や公民権運動の話などを聞いたりして自分達の人種的なアイデンティティを確認したりするのです。
ゴスペルはまさに黒人達の過酷な歴史の中から生まれた音楽。私達は日本人であるが、その彼らの歴史に敬意を払う意味で「Black History Month」を祝い、彼らと同じようにゴスペルを歌いあげました。
まずは、シンガーズ達がアフリカン風の衣装に身を包み登場。古くから黒人たちの間で歌われている「Kum Ba Ya」をKurt Karr Singersのモダンなアレンジのヴァージョンで熱唱。「Come By Here」神様どうか来てください!という言葉がアフリカのスワヒリ語となまって作られた言葉が「Kum Ba Ya」
過酷な差別の中で神様に救いを求めることしか道がなかったアフロ・アメリカンの心情をまさに象徴している名曲であり、「Black History Month」にふさわしい曲です。
そして、今回のスペシャルゲストCarol Gadsden牧師の登場!
彼女は、10数年前から福生New Life Christian Ministriesを拠点に日本人にゴスペル音楽を伝え続けています。
最初に紹介してくれた曲は「Freedom Song」。黒人たちは過酷な奴隷生活や、差別などの苦難の中で神様に賛美することで自由を獲得しました。現代の日本人と彼らの我酷すぎる歴史は比べることはできませんが、その精神を、ここにいる私達も受け取ることができます。キャロルの曲解説に続き早速ワークショップがスタート。決してだれることのないスピーディーな展開で進み、上手く歌えたときはCarolから満面の笑顔でお褒めの言葉がかかる!(笑)本当に楽しい時間!
次の曲は「Jesus Is Mine」。色々なシンガーに歌われている有名なゴスペルソングでCarolも小さい頃から教会で毎週のように歌っていたと語っていました。
そして「King Jesus Is All」。この曲も古くから伝わり童謡のように歌い継がれている曲です。今回はオールドスタイルに味付けされていました。コール&レスポンスで展開される曲で、途中、会衆の中から歌えるシンガー(笑)達にマイクが渡り、それぞれがリードを取っていきました。
そして、今回教わった曲「Freedom Song」「Jesus Is Mine」を続けてミニコンサート!クラップしダンスし叫んでここはまるでハーレムの教会か?そんな錯覚を思わせるようでした。
熱いワークショップの余韻を残しながらCarolの夫であり、New Life Christian Ministriesの牧師W.D.Gadsdenの登場!
会衆にハレルヤ!を連呼させながら熱狂的に登場しました!
彼は、黒人奴隷とゴスペルソングのルーツは、神の啓示を受けてエジプトからユダヤ人奴隷を救いだしたモーゼにあると語りました。
ゴスペルソングは、黒人奴隷の中から生まれた音楽であるが、聖書にそのルーツがあることを解き明かしてくれました。
そして、“ゴスペルソングは私達を笑顔にし、うつむいて歌う音楽ではない”ことを、本人が実際に「Amazing Grace」や「Oh Happy Day」といったゴスペルソングを歌い再現してくれました。
そして、「奴隷生活をしている人はいないが、様々な重荷や苦しみに囚われの身になっている人は今もいる。だから、ゴスペルを歌いハッピーになって乗り切っていくのだ!」と力強く、ユーモアも交えてお話してくれました。
ゴスペルは人種や国籍は関係ない、人と人が繋がることができる素晴らしいもの。日本でそのことを体験できて非常に感動したとお話してくれました。
そして、マイクはCarolに渡され、池ゴスでもお馴染みの「Break Every Chains」。
苦しい試練ばかりで、まるでその状況から抜け出せないような時。でも神は必ず打ち破ってくれる。Jesusの御名にはその力がある。だから神を信じよう。それが唯一の方法だから。Carolは力強く語り宣言しました。そして、途中、悩みや苦しみ、背負っている問題は全てここに置いて帰ってください!とみんなに呼びかけました。まさにこれこそゴスペルミュージックの醍醐味!この日の最大のクライマックスだったと思います。
続く曲は「He’s A Champion」
神は今も生きている!彼こそチャンピオン!そう宣言し、濃厚なBlack History Monthの祭典は締めくくられました。
ハレルヤ!裕です。もう12月ですね。2013年もあっという間に過ぎようとしています。
クリスマスシーズンのこの時期、今年最後の池ゴスに大勢の方が足を運んでくださいました。感謝です!今回も外の寒さを吹き飛ばすかのような熱いゴスペル空間を体験できたと思います。
毎年12月はキッズゴスペルのLittle Branchの歌声からスタートします。池ゴスの前に楽しく活動している子供たちのグループです。チビっ子達が元気一杯に歌ってくれました。クリスマス讃美歌「牧人ひつじを」を目を輝かせながら歌う姿に会場は一気に和やかモード。
そして驚いたのは次の曲でした!最初に着ていた白いローブを脱ぎ捨て、アメリカゴスペル界の重鎮Fred Hammondで有名な「When The Spirit Of The Lord」の日本語ヴァージョンをエネルギッシュに歌いきってくれました。ゴスペルおじさんの私はその渋い選曲に驚いたな!!
子供の歌声って本当に素晴らしいですね。混じりっ気のない純粋なその歌声は私達の心を明るくさせ穏やかにしてくれる。Little Branchの子供達のようなピュアな気持ちを持ちながらゴスペルを歌えたら良いなと思いました。
When The Spirit Of The Lord/Fred Hammond&RFC
http://www.youtube.com/watch?v=Inx1L0GUPQw
子供のピュアな歌声も素晴らしいが人生の様々な喜びや悲しみなどの経験が滲み出てくるのもゴスペルの素晴らしさです!
シンガーズが登場!
「Every Time I Feel The Spirits」のパワフルな叫びとともにスタートし、会場はクラップの音が響き渡り瞬く間にゴスペルパワーでヒートアップしました!!
今回はクリスマスを意識してか、シンガーズの衣装が赤を基調としたものが多く、人々の関心を集めていましたね。
こういったファッション面なども、池ゴスでは楽しんでいただければと思っています。
そして、「全ての心の重荷を断ち切って賛美しよう。鎖の落ちる音が聞こえますか?」というシンガーズのモエの呼びかけとともにお馴染みになってきた「Break Evey Chains」
今年一年良いことも悪いことも色々なことがあったかもしれない。消えない悩みや悲しみがあるかもしれない。でもそうゆう心を縛る鎖は、ゴスペルを歌い断ち切ってしまおう!そんな熱いメッセージが込められた熱唱でした。
今回はクリスマスソングである「O Come O Come Emmanuel」をワークショップしました。日本の教会でも古くから歌われる讃美歌「久しく待ちにし主よとく来りて」。この曲のように伝統的な讃美歌もゴスペルでは歌われることが多いのです。英語と日本語のヴァージョンを交互に歌いましたが、厳かでクラシカルな曲調はまるでイエス・キリストが生まれるクリスマスの夜を思い描くかのようでした。
また日本語歌詞の「御民の縄目を解き放ちたまえ」という部分が「Break Every Chains」と重複し、ゴスペルを歌うことは心の鎖を打ち砕くことだ、と思いを馳せました。
次の曲は今年下半期の課題曲「Moving Forward」。
毎回同じ曲を練習していると、メロディだけでなく歌詞も心と体に染みついてきます。「前進しよう!」という力強い宣言が込められたこの曲は、まさに今年を締めくくるのにふさわしいと思いました。
今年の池ゴスは「New Season」で新たな一歩を踏み出し「Chasing After You」で追い求め続けた。
そして「Be Blessed」で励まし合い「Souled Out」で決意した。
そして「Every Time I Feel The Spirits」でいつも熱いゴスペルの息吹を感じ元気づけられた。
「Break Every Chains」で鎖を断ち切り「Moving Forward」した。
そう前進するのです。私達はこの曲から後ろを振り返らずに歩み続けることを教えてもらったのではないでしょうか?
来年に向かい歩み続け、歌いつづけ、祈り続けていくことを決意していきたいです!
最後は今年の締めくくりで「More Like Him」
エネルギーを出し切り思う存分歌い、2013年最後の池ゴスの幕が閉じられました。
今年池ゴスに御来場してくださった皆さん、本当にありがとうございました。来年も明るく、激しく、熱く、そして楽しく歌っていきましょう。
来年は1月はお休みで2月1日からとなります。2月の池ゴスは「Black History Month」にちなんで素晴らしいゲストを招いて開催されます。乞うご期待!!
こんにちは!シンガーズの萌です。
気が付けばもう10月も折り返し地点!東京ではこの時期に30度越えのサプライズ真夏日があったもので、もう10月中旬だなんてことうっかり忘れてしまいました。
ただこれからは秋らしく気温が下がってくると気象庁さんもおっしゃってますので、皆様体調にお気を付けくださいませね。
さて10 月の池ゴス当日、特派員モエは「リトブラ」ことリトル・ブランチに潜入取材してきましたー!
http://littlebranch.blogzine.jp/
「リトブラ」は池ゴス本編の前の時間13:30−14:30に、メインの会堂の隣の部屋で練習しているキッズ・ゴスペルクワイヤ。幼稚園~小学生くらいの子たちが毎月仲良く楽しく活動しています。
・・・ということはかねがね聞いていたのですが、実は池ゴススタート当初から知っているのにも関わらず、私これまで一度もどんな練習をしてるか、実際には見たことがなかったんです。
というわけで勝手に記者気分を盛り上げるため(笑)、手帳とペンを持って練習に突撃。
この日は12月に向けて、クリスマス曲の練習を始めていました。
子どもの気持ちにガッチリ寄り添いながら、愛を持って指導するリーダー “はちゃ”こと、おおうちまゆみ。
ちょっと恥ずかしがりながらも、一生懸命のびのびと歌う子どもたち。
か、かわいい・・・・♡
「♪ はじめて 天使は ノエルをつたえた~」
もうね、アンタたちがまるで天使だよっ♡(モエ記者、メロメロ)
そう、クリスマス曲練習中というのも、リトブラのみんなが12月の池ゴスのオープニングアクト出演決定したんです!
「11/2と12/7の池ゴス直前練習に参加して、池ゴスステージに立ってみよう!! 」とのことなので、お友だちもお誘い合わせの上、ぜひみんなで12 月いっしょに歌いましょう♪
歌の練習のあとは、紙芝居タイム。
この日は、クリスマスにイエスさまが生まれたときのおなはし。
みんなとってもいい子にして聞いて、はちゃ先生の質問にもちょー純粋に答える子どもたち。
紙芝居が終わると、
「では、このおはなしを聞いて、さっきの歌はどんなふうに歌ったらいいでしょう?」と、はちゃ先生。
「じゃあここの歌詞は、天使さんが言っているセリフかもしれないよね?」
なるほど、紙芝居を読んだのはさっき練習したクリスマス曲の理解を自然に深めるためのものなんですね。
あぁ、私もゴスペルを歌いはじめてしばらく経つけど、こんな風に歌詞の意味をじっくり味わって歌にのぞむ気持ち、少し忘れていたかも・・・
天使がイエスさまの誕生を知らせてくれたように、この子どもたちの純粋な姿が大人の私に何か伝えてくれたようでもありました。
そのあとの子ども達の「♪ノエール ノエ~ル」の声は本当に天使からのメッセージのように聞こえました。
そして練習のあとは、お楽しみのおやつターイム!やっぱりこういうお楽しみもないとね!
私も「ダイエット中だけど取材だからしょうがないよなー やだわー」なんて言いながら、手作りパン耳揚げをおいしく頂きました♡
以下は詳細と、はちゃからのコメントです。
<キッズゴスペル リトルブランチ> http://littlebranch.blogzine.jp/
対象年齢:3−11歳
日時:第一土曜日 13:30−14:30
リーダー:おおうちまゆみ
ピアノ:おおぜきちはる
参加費:子供一人500円 (おやつ付き)
「終了後、15−17時に隣の大会場にて池ゴスがありますが、 お父さんお母さんで池ゴスに参加したい方は 、WS開催中のナーサリー(託児)もご相談に応じます!
また、お手伝いの方も常時受付中!楽しい空間を作るのをぜひご一緒に!
突然の予約なしの参加、親子での参加も大歓迎ですので、お友達を誘って是非ご参加ください!お待ちしています♪」
みなさん子どもの頃って、どんな子どもでした?何してました?
子どものころの生活や記憶って、その後の人生に大きな影響を与えますよね。こんなに小さな頃からゴスペルに触れているこの子たちは、将来どんな大人になるんだろう。
この子たちの中から、将来の池ゴスシンガーズが誕生したらって考えたら・・・ちょっとワクワクしちゃう!