Hallelujah! 美和です。
皆さん、GWはどうすごしましたか?
6月に行われる「いわきゴスペルフェスティバル」に向けての、池ゴス特別ワークショップのことはもうGW前に告知しましたね。まだチェックしていない方はこちらから↓
さて7月はなんと!!
昨年6月に急遽、池ゴスに来てワークショップをしてくれたあのティムことTimothy Rileyさんが、相棒のグレッグことGregory Kellyさんを連れて再びニューヨークから7月に池ゴスに来てくれます!昨年のティムのワークショップのレポートはこちら↓
7月2日(土)14:30〜17:30(通常の池ゴスの時間とは異なりますのでご注意下さい)
今回二人は、日本で16カ所のワークショップ、7カ所でコンサートを開催してくれますが、なんと一回の申し込み、つまり6000円の参加費だけで(地域によってはコンサート抜きで4000円)、日本中で開催されるワークショップに何度でも行く事ができて、コンサート出演(申し込み地域のみ)もできるんです!Amazing!
東京&関東だけでも、4カ所もの場所でワークショップ、そしてコンサートをしてくれるので、日が合わない方も必ずどこかしらには参加できると思います。
以下HPで詳細、そして申し込みフォームに飛ぶ事ができます。
こちらは主催者、大阪でゴスペル活動をされているご夫妻、足立学さんと京香(きょうこ)さんのHPとなります。足立ご夫妻、こんなに素晴しい企画をありがとうございます!
ティムとグレッグのプロフは以下です。
【Timothy Riley】
ティモシー・ライリーは、世界的に有名なボーカルインストラクター、クワイヤーディレクター、そして賛美者である。 2005年より、アメリカおよびヨーロッパで、ゴスペル・ワークショップを始めた。 ミルウォーキー、ウィスコンシン州生れ。3歳の頃から音楽に興味を持ち始めた。祖母が、彼の音楽の賜物、特にシンガーとしての才能に目を留め、教会のキッズクワイヤーに彼を参加させ、そこでキッズクワイヤーのディレクターが、彼の才能を開花させた。 18歳ですでにボーカル、コーラス、ジャズ、クラシック、そしてピアノ演奏と、広範囲に音楽を勉強していた。 また、ヘブライ語とドイツ語の知識を生かして、スペイン語、フランス語、イタリア語、ラテン語等、いくつかの言語を学んだ。 1994年にウィスコンシン大学ホワイトウォーター校でボーカルパフォーマンスと音楽教育を学ぶ。 彼はすでにプロの歌手として、数年の経験を積んでいたが、さらなる音楽のキャリアアップのために、彼の母親と祖母の支援を受けて、1999年にニューヨークに移住。 まもなく世界的に有名なハーレムのクワイヤーアカデミー「ハーレム少年合唱団」の教師となる。 その年の秋に、ラブフェローシップタバナクル:キングダムチャーチ(牧師=ヘゼカイヤ・ウォーカー師)の教会員となり、世界的に有名なグラミー賞受賞経験のある「ラブフェローシップクルセイドクワイヤー」への参加を認められる。同年、クワイヤーは、アルバム「Love is Live」で、またもやグラミー賞を受賞。 2000年、友人であり、同僚でもある音楽ディレクター、グレゴリー・ケリー(ヘゼカイヤ・ウォーカーの曲の作曲者であり、ワークショップ・インストラクター)と、ゴスペルグループ「ブラックゴスペル・シンガーズ」と共に、アシスタント音楽ディレクターとして、3年に渡り、ヨーロッパツアーに参加。 2005年から2008年まで、ミニスター・ケリー率いる、ヨーロッパツアーグループ「ザ・ベリー・ベスト・オブ・ブラックゴスペル」に参加。 ヨーロッパの文化についてもっと学びたいと思い、ニューヨークからドイツに移住し、ハンブルクで「レビティカス・ゴスペルクワイヤー」を設立。 2008年にドイツのハンブルクで、プロのゴスペルアンサンブル「ゴスペルパワーソウル」を、2009年にユースクワイヤー「チョーズン・ジェネレーション」を結成し、6年間クワイヤーディレクターを務めた。 2011年、再びニューヨークに戻る。黒人の間に豊かに受け継がれてきたゴスペル音楽の継承のために働く間も、彼の神の働きに対する思いと神への信仰が、彼の感覚と行動と情熱を通して、神の国を建て上げるために、彼をさらなる高みへと導く。
最近は、殿堂入りした伝説のグループ「ゴールデンゲート·カルテット」(現在フランスのパリに拠点を置く)への参加や、著書*「光の書:日常の生活のための祈りと祝福」の出版など、目覚ましい活躍を続けている。
*著書は、Amazon.comやwww.bol-timothyriley.comで購入することができる。
【Gregory Kelly】
グレゴリー・M・ケリーは、プロデューサー、作詩家(グラミー賞受賞)、優れた才能を持つミュージシャンである。ヘゼカイヤ・ウォーカー率いる ラブフェローシップ・クワイヤーの楽曲を多数手がける。ヴァイ・ヒギンセンによる、大ヒットゴスペル・ミュージカル「Mama, I want to sing」では音楽ディレクターを務め、ヴァイ・ヒギンセンのゴスペル・ティーンズ・プログラムの音楽指導も行う。そして、ヨーロッパツアーグループ「ザ・ベリー・ベスト・オブ・ブラックゴスペル」の共同設立者、音楽プロデューサー、ディレクターである。 グレゴリーは何年もの間、音楽業界で核となっている。ボーカル・テクニックはもとより、作曲、プロデュース、音楽アレンジ、複雑な合唱アレンジの指導など、彼の能力は、彼のキャリアを世界的なものにした。ワークショップ、ミュージカル、コンサートなどでツアーを行い、ゴスペルミュージックのサウンドとメッセージを世界中に届けている。 グレゴリーはまた、「Mama I Want to Sing」を含むいくつかのオフブロードウェイ・ゴスペル・ミュージカルの音楽的なディレクターを務める。 彼の音楽キャリアは、ゴスペル界、そして一般のミュージシャンとのパフォーマンスでも知られている。ドッティ・ピーポーズ、ジェームズ・クリーブランド、 ヘゼカイヤ・ウォーカー、バイロン・ケイジ、タイ・トリベット、シャーリー・シーザー、アンドレ・クラウチ、スティービー・ワンダー、カーク・フランクリン、 アレサ・フランクリン、ドナルド・ローレンス、カート・カー、トレメイン・ホーキンズ、マリー・マリー、ドニー・マクラーキン、ヴァネッサ・ベル・アームストロング、 ダイアナ・ロス、ザ・シュープリームス、ジェイ・モス、カレン・クラーク、 ドリンダ・クラーク、CC・ワイナンス、ヨランダ・アダムズ、 リチャード・スモールウッド、キム・バレル、ザ・ワイナンス、等々。 グレゴリーは、ラジオシティ・ミュージックホール、マディソン・スクエアガーデン、東京ドーム、ブルーノート、カーネギー・ホール、シンフォニーホール、リンカーン・センター、ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンター、アポロ劇場などの名高い会場でパフォーマンスをしてきた。また、BET、ワード・ネットワーク、ザ・ゴスペル・チャンネル、TBNなど、いくつかのテレビ出演をした。
これはもう参加するしかないですね!
7月2日(土)池ゴス会場にてお待ちしています!
スタッフ一同
Praise the Lord!
大分遅くなりましたが、2015年、明けましておめでとうございます!
昨年は3回だけの開催でしたが、今年は2、4、6、8、10月の5回開催を予定しています。
どうぞ今からカレンダーにマークして、是非歌いに来てくださいね!
さて、2015年最初の2月の池ゴスは、毎年恒例のBlack History Month Specialと言うことでスペシャルゲストを迎えます。
Black History Month、 日本語では黒人歴史月間ですが、これについては、また来週このブログにて記事をあげたいと思います。
今年は、福生のFaith Christian Fellowship(通称FCF)からPastor LaMont & Marishawn Anderson 夫妻とChurch memberの皆さんです!!!!
歌あり、ダンスあり、Rapあり、Message とPrayerもありと、まさに現代のBlack ChurchそのものをFCFメンバーに導いてもらう予定です。
もちろん通常通り、ショートワークショップも予定しています。
では皆さん、2月7日(土)15:00 からです♬お会いしましょう!
Let’s praise the Lord together!
Don’t miss it!
God bless you!
Miwa
Hallelujah! 皆さんお元気ですか?美和です。
少しづつ暖かくなってきて、梅の花が咲いているのをちらほら見かけるようになりました。春を感じる今日この頃です。
さて、春眠暁を覚えず、ちょっと眠い目を擦りながら(花粉症?)の久々のブログ更新です。
ゴスペルを歌う上で、押さえておきたい3つのポイントがあります。聖書、音楽、そして黒人奴隷の歴史です。
今日はつい最近日本でも公開され、そしてアカデミー賞を始め、多くの賞が与えられた作品「それでも夜は明ける(原題 12 YEARS A SLAVE)」を簡単に紹介したいと思います。というのも、昨日この作品を映画館で観たのですが、ゴスペルを歌うみんなに、ルーツを物語っているこの作品も是非とも観てもらいたい。そう思い、いつ映画館上映が終了してしまうか分からないので、急いでブログに書こう、と思ったのでした。
約2時間半の作品でしたが、全然長く感じるどころか、色々な事を考えさせられた内容でした。映画の中には黒人霊歌を歌うシーンや、畑の中で労働しながら歌うシーンなどもありましたよ。
ちなみにネタバレ的な所もあります!なので最初に内容知るのを避けたい方は映画を観てから読んでください(笑)
物語は19世紀半ば。1808年に奴隷貿易が撤廃されてから、国内の黒人は高値で売買されるようになりました。中には自由黒人(映画ではフリーメンと呼ばれてました)を拉致して奴隷として売買されることも多く、奴隷として売られたフリーメンのほとんどは、もとの生活に戻る事はできなかったようです。
1841年、ニューヨーク州で自由黒人として幸せで安定した家庭を築いていたソロモン・ノーサップが、騙され拉致されて南部に売られ、そこから12年の間を奴隷として生き抜き、最後は家庭に戻る事ができた、真実の話です。
ソロモンは非常に優れたバイオリニストで、白人の友人も多くいました。生まれながらの自由黒人として生きてきた彼が、一変して奴隷として労働、虐待、何度も殺される目にあいますますが、映画でのそのシーンは思わず目を背けてしまうような残酷なものでした。実際はどれだけのものだったのか・・・。
物語中にも出てきますが、奴隷に心を配る雇い主もいたようです。しかし、 最終的にはそのような主人も自分の利益を守る事を優先してしまいます。現代においては、誰が見ても奴隷制度は人道主義の反していると思えますが、この時代は奴隷制度は当たり前のこと。いくら心優しい人でも時代の流れに逆らう事は難しかったのですね。なんて長く暗い時代が続いたのでしょう。
また、映画の中でもありましたが、聖書の言葉を引用して、奴隷を従わせ虐待する事を正当化させていた主人がいました。こう言う人は多かったようです。先日観たタランティーノ監督作品の「ジャンゴ」では、白人のスレイブマスターが聖書のページを切って自分の体に張り付け、黒人に鞭打つシーンがありました。タランティーノ色炸裂のそのシーンでは思わず吹いてしまったのですが、全然笑い事ではないと感じさせられました。私は聖書を良く読むのですが、言葉を用いて人をあのシーンの様に鞭打つような事が決してあってはいけないな、と。
一人の老人奴隷が死に、墓に埋め、皆で死者を送り出す黒人霊歌を歌うシーンがありましたが、そこで歌われていたのが、「Roll Jordan Roll」です。普通に歌われている歌詞とちょっと違いますね。
ちなみにサウンドトラックに入っているアレンジはなんとジョン・レジェンドでした!
こちらは映画のシーン↓
Went down to the river Jordan
where John baptised three
Well I woke the devil in hell
sayin John ain’t baptise me
I say;
Roll, Jordan, roll
Roll, Jordan, roll
My soul arise in heaven,Lord
for the year when Jordan roll
Well some say John was a baptist
some say John was a Jew
But I say John was a preacher of God
and my bible says so too
歌ってなんかいられない、を飛び越して、歌ってなきゃやってられない、ノーサップの悲しみと悔しさ、叫びとそして命の力強さが伝わってきたシーンでしたが、本当はもっともっと、、、苦しく残酷だったかと思います。
また、後半でソロモンが救われる手助けとなる人が現れますが、これが他国民、カナダ人の大工(ちなみにこの映画のプロデューサーでもあるブラット・ピット、制作会社はPLAN Bです)
彼は、アメリカに蔓延している奴隷制度に反対する信念を持っていて、聖書でも人は皆平等だと語っている事を信じています。ソロモンの主人と論議をしようとするのですが、同じ神を信じているのに、主人はその論議の土台にものれないほどの価値観の違いでした。
ソロモンは無事に帰った後、この体験を本にし、また様々な奴隷解放運動に携わったようです。
と言う事で、まずは映画を是非是非観てもらって、知って、感じて、そして考えることが大切なのかな、と思います。
まだ映画館でやっていると思うので、みんなhurry up!!
公式HPです
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/index.html
ゴスペルを歌うだけではなく、ゴスペルで励まされましょう!
暗闇の中だからこそ、細いけど一筋の光が見えるかもしれません。
God bless you! Miwa
みなさん、どうもこんにちは!シンガーズの萌でございます。
新HPスタート以来、何度かブログ記事を書かせていただいておりますが、
今月の池ゴス終了後に「ブログ読んでます!」という方に声をかけていただいたんですよ!その方が「ゴスペル好きなんだなぁと思いました!」と言ってくださって、とってもうれしかったなぁ。。。そうなんです、大好きなんです♡
実は寂しがりやなもんで、声かけられるのもひそかに待ってるんですからね!(笑)
さて今回はそのゴスペル音楽そのものからは少し離れ、池ゴスが応援している活動をご紹介したいと思います。
それが「SHIZU革」
SHIZU革は、2011年の東日本大震災で津波による大きな被害を受けた、宮城県南三陸町志津川地区のお母さん方による手作りの革細工です。
以下が、これまで池ゴスで何度かSHIZU革のアイテムを紹介・販売してくださっているMUTSUMIさんのコメント。
『2年程前にこの活動を運営している団体(宮城県利府町のオアシスチャペルの活動)を知り、応援し始めました。
そこで大~好きな「池ゴス」で大~好きなMiwaさんに声をかけたところ… 二つ返事で、もちろんOKよ(^o^)/ と言っていただき、新製品が出来た時などに紹介させてもらっています。なかなか現地には行けなくても、遠く離れた東京でも出来る支援を長~く続ける事が大切だと思っています』
ワークショップ後にこんなふうにみなさんにご紹介しています。
この日あったブレスレットですが、作っているお母さんたちの「志」が伝わる、とっても丁寧でしっかりしたつくり!
カラーも、ブラウンなどの合わせやすいベーシックカラーから、黄色・ピンク・ブルーなどファッションのポイントになるようなキレイ色まで揃っていてオシャレ!!
これからの季節なら、ピンクや黄色をカーキのと合わせて重ね付けしたりして
ちょっと落ち着いた色味を入れながら手元にボリュームを持たせるのが気分かなぁ!
あ、でもホームページ見たらキャメルもあってそっちの色もめちゃめちゃ素敵だぞ、これをブルーと一緒につけたらカワイイな・・・
池ゴスのファッションリーダー・モエも注目のアイテム! (・・・調子に乗りました。笑 )
この活動の大きな目的の一つは、「震災を風化させないこと」
忘れたいことがある一方で忘れてはならないことや伝える必要のあることもあります、というHPの言葉にハッとさせられました。
3・11震災当日に自宅に帰れなくて、泊めて頂いた知人のお宅の近くをつい先日通った時、
あの日の恐かった気持ち、不安だった気持ち、悲しかった気持ち、そういったものが一瞬にしてブワっと思い出されました。
同時に、東京に暮らしている私の中で、もう風化されてしまっていた部分も多かったのかもしれないということも感じました。
人間が一番つらいことって、人に憎まれ続けることではなくて、忘れ去られてしまうことだって私は思うんです。
憎まれてる間って、少なくとも思い出してもらえるじゃない?
でも忘れ去られた人間のさみしさって、自分がどことも繋がっていないという最大の孤独だと思う。
それって本当に悲しい。
小さくても何か自分にもできることがある。
ゴスペルを歌うだけではなく、こういった物を身につける、活動を応援することで「志」を表していくということもまた、1つのカタチだと思います。
ホームページでも購入方法を確認することができます、要チェーーーック!!
はい、HPもういっかい!https://www.shizugawa.jp/
先述のとおり 私はゴスペルが大好きでずっと歌っているわけですが、
音楽としてだけではなく、こんな活動に象徴されるゴスペルを通して、
出会う人たちの思いやり、そして希望を信じる心にいつも励まされて、
歌い続けているんだなぁと改めて感じています。
池ゴスは今日も、そのような出会いと繋がりの中で、
そして「信じる心」が持たせてくれる強い力に助けられて、
一人でも多くの人が希望を見つけてくれるきっかけの場となれることを、心から願っています。