ハレルヤ!裕です。もう6月、梅雨に入りじめじめして過ごしづらい季節になってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
6月の池ゴスは6月25日に開催される「いわきゴスペルフェスティバル」のためのワークショップとなりました。あの壮絶な東日本大震災、津波とともに多くの財産や尊い命が流されてしまいましたが、その廃墟の中からゴスペルという希望の光が芽生え始めました。あれから5年、いわきではゴスペルフェスティバルが開催され続けています。人々の記憶から忘れられつつある東日本大震災。最近は物理的な支援よりも心のケアに重点が置かれ始めたと言います。「いわきゴスペルフェスティバル」はゴスペル音楽が持つ力と希望を与え続けたいというスピリッツによって支えられています。
ということで開始とともに曲のシェアに入りました。一曲目はHezekiah Walkerの「Every Praise」。「全ての賛美を私達の神に!」と歌われる曲で、近年、日本のゴスペルクワイアでもスタンダードの仲間入りしたと言っても良いぐらい頻繁に歌われている曲です。まさにオープニングにふさわしい曲です。
講師は多摩ラブフェローシップクワイアのディレクターとして活躍している松本保子さん。愛と笑いに満ちたトークを交えながらの指導により会場は温まってくる。その盛り上がりはまさに元気がありあまるほどで、賛美したくて仕方がないという気持ちで満ち溢れていました。
途中、ベースラインを良く聞き、グルーブ感を持ち、平坦な歌い方にならないためのアドヴァイスもありました。日本人が習得するのが難しいグルーヴ感を身につけるための大きなヒントになったと思います。
そして、同じく多摩ラブフェローシップクワイアのディレクターであり、いわきの地に特別な思い入れを持ってゴスペルを教え続けている高橋篤さんの登場。彼をリードヴォーカルに向え「Every Praise」を通してみました。私達がゴスペルから力や励ましを頂いたようにいわきの地でも多くの人がゴスペルから特別な力を受け取ることができるように!そんな祈りがこもった賛美になりました。
2曲目は「I Shall Not Be Moved」。塩谷美和さんによってシェアされました。この曲は美和さんの夫であるゴスペルシンガーの塩谷達也さんが、あの東日本大震災の時に、両親の故郷である福島の人達を励ましたいという思いから作られた曲です。
英語歌詞の発音の注意点を念入りに頭に入れ、早速歌ってみる。「主は我が救いの岩~~」そうです!地震という災害によって人生で築いてきたものは流されてしまった。人が築き上げたものなどいとも簡単に崩れてしまう。だからこそ何があっても決して揺るがない土台の上に打ち建てなくてはならない。その土台こそゴスペルで歌うジーザスのこと。そして励ます私達も、まずは自分の中に倒れることのない心の土台を築かなくては・・・
「I Shall Not Be Moved」は、東北を励ますための歌というだけでなく全ての人に届く人生の応援歌のように、私は思います。
3曲目は葛葉美奈子さんの指導による「Make Us One」。歌詞の意味に重点が置かれました。私達の祈りが一つとなっていけば良いが、それは私達の力では難しい。だからこそ神様の力を求めて、迎えなくてはならない。他者を思いやる心や気づかう心が希薄になって日本は生きていく上での土台が崩されている。だからこそ今日も新しく愛させてください。と祈り心を持って歌うようにアドヴァイスをもらいました。その言葉を受けてかまさに賛美と祈りには境目が無いという体験をすることができました。
あの震災から5年が経ち物理的な援助は終わりつつあり、復興支援のイベントなども減ってきている傾向にあると言います。しかし、被災地の人達は忘れずに覚えてもらえていることが一番嬉しいことだと言います。被災地に芽生えたゴスペルの光が決して消えることなく、いつまでも励ましや喜びを与え続けてくれることを祈ります。
「いわきゴスペルフェスティバル」が大きな祝福の中で開催されますように。。。
最後に報告です。
同時に声をかけさせてもらっていた熊本地震募金ですが、4810円集まりました!
集まった献金は、「アッセンブリーズオフゴット熊本地震震災支援」へと献金させていただきます。
募金してくださった皆様ありがとうございいます!
次回の池ゴスは7月2日(土)NYから特別ゲストを迎えてのワークショップとなります。
時間や料金等はイレギュラーとなりますので詳しくはこちらをご覧になってください。
申し込みはこちらから
http://www.gfnk.net/timgregtour.html
それでは6月25日にいわきでお会いできる方は、お会いしましょう!God Bless You!!!
Hallelujah!
5月に突入したGW前半、皆さんいかがお過ごしですか?
6月、7月の池ゴスはまた素晴らしい企画を用意しています!
まず6月4日池ゴスは、東北支援ワークショップです。
今月から、福島県いわき市で6月25日(土)に行われるコンサート「いわきゴスペルフェスティバル2016」に向けて、定期的にワークショップが開催されます。
福島、北関東の皆様、もし時間があれば是非参加してくださーい!
キッズゴスペルもありますよ〜♪
詳細はこちら↓
https://ja-jp.facebook.com/IWAKIgospelfestival
6月4日(土)は私は池ゴスがあるため東京に残りましたが、同じ日に達也がいわきに行ってワークショップをします。
なので、これは池ゴスでもいわきのためにやるしかない!!!
ということで、6月の池ゴスは、for「いわきゴスペルフェスティバル」スペシャル。
同じ日同じ時間に、いわきでワークショップされる3曲をメインにワークショップしていきます!
曲は
Every praise
Make us one
I shall not be moved
そしてなんと!いわきワークショップの講師でもある、葛葉美奈子さん、高橋篤さんもこの日、池ゴスにゲストとしてワークショップしにくてくれますよー!
池ゴスで曲を憶えて、皆さんも「いわきゴスペルフェスティバル2016」に行きませんか?
私ももちろん行きますし、池ゴスシンガーズからも何人か応援に行く予定です。
こちらがコンサートチラシ↓
もちろん行けない方も、6月4日に池ゴスで東京から応援をおくり、賛美を一緒に歌いましょう!
皆さんの参加費の一部はいわきに献金させいただきますので、是非是非参加してください。
またこの日は、特別に「熊本地震」被害のために基金ボックスを用意して募りますので、よろしければこちらもご協力お願いします!
7月の特別企画はGW明けに告知します♪
God bless you!
Miwa
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕です。
すっかり秋も深まってきましたが、みなさんお元気ですか?
食欲の秋、読書の秋、様々な楽しみ方がありますが、やはりゴスペルの秋が最高というわけで、今回の池ゴスもたくさんの方に来ていただき、熱気溢れる時間を過ごしました!
オープニングは、世界中の教会で歌われているスタンダード「This Is The Day」です。Fred Hammondヴァージョンで「この日は主が造られた。我らはこの日を喜ぼう!」と言う歌詞。4か月の間、池ゴスを楽しみにしていた人達の喜びの叫びが、椅子に乗り上げて「Jesus」をシャウトする美和さんのシャウトと共に教会内にこだましていました。
挨拶タイムを経て「Oh How I Love Jesus」。この曲も古くからたくさんのシンガーに歌い継がれているゴスペルスタンダードです。歌詞はこうです。
「どれほど私はジーザスを愛しているか、なぜならジーザスが先に私を愛してくださったから」
そして、今回のスペシャルゲストである塩谷達也&美和。
美和さんは池ゴスの主催者であるのは言うまでも無く、塩谷達也さんも池ゴスでは何度もリードを取ってもらうことはありましたが、公式にゲストとして招かれることは初めでした!
コンサートタイム、最初の曲は黒人霊歌をアレンジした「Hold On」。過酷な奴隷生活を強いられ、明日の命も保証されないような状況を生きていた黒人奴隷達。彼らはそんな人生の中で神を見上げ、ゴスペルを歌い続けてきました。
参考:http://ikegos.com/history-of-gospel
この曲のタイトルである「Hold On」、そして曲中歌詞にある「Never Turn Back」「Don’t Turn Back」から、「しがみついて諦めないで神に期待しよう」「過去に何があろうとも神様に許されているのだから、決して振り返ることなく、ただゴスペルを歌い続けてください!」という熱いメッセージが達也さんから語られ二人は歌い始めました。日本語の歌詞が一人一人の心に問いかけてきました。そして「Never Turn Back」の力強い宣言とともにPraise Brake!!!まさに過去にとらわれず決して振り返らないで前進していこうという決意の表れのようでした。
2曲目は「静まれ」。「私達が生きている社会は本当にストレスが多く、心が騒ぐことが多い。TwitterやFacebookも心を騒がせるツールになることがある。そんな心の騒ぎに向き合い『立ち帰って、静かにしているならば救われる。』安らかに信頼していることにこそ力がある」というメッセージが語られました。
そして「あなたの庭で」。傷ついていても疲れていても川のような平安を与えてくれる。だから恐れないでください!という感動的な希望のメッセージを持った曲。この日最も多くの人に感動と喜びの涙を誘った瞬間だったと思います。
そして、塩谷達也さんによるワークショップタイム。彼の代表曲である「I Shall Not Be Moved」。池ゴスでも過去何度も歌われている曲ですが、作者本人によるワークショップは今回が初めてでした。
この曲は2011年3月11日の東日本大震災の直後に生まれ、サブタイトルは「勝利の歌」と言います。歌のテーマは、揺るがされないものに目を止めるということ。神様は人生においても、その先においても揺るがされないもの。恐れも涙もない愛のみを保証してくれる存在。そのことを信じよう!
そんな熱い確信を込めた曲であることを説明してからワークショップのスタートしました。歌い慣れている方も多く、曲はスムーズに仕上がっていきました。最後には会場全体がまさに強固なゴスペルの城壁を築きあげたかのような一体感!見事に揺るがない土台が打ちたてられました。最後は、手をあげてハレルヤと幕を閉じました。
報告:ワークショップ後に募らせていただいた広島土砂災害募金は10,253円になり、日本国際飢餓対策機構“ハンガーゼロ”「広島土砂災害緊急募金」に募金させていただきました。募金していただいた皆さんありがとうございます。
みなさん、どうもこんにちは!シンガーズの萌でございます。
新HPスタート以来、何度かブログ記事を書かせていただいておりますが、
今月の池ゴス終了後に「ブログ読んでます!」という方に声をかけていただいたんですよ!その方が「ゴスペル好きなんだなぁと思いました!」と言ってくださって、とってもうれしかったなぁ。。。そうなんです、大好きなんです♡
実は寂しがりやなもんで、声かけられるのもひそかに待ってるんですからね!(笑)
さて今回はそのゴスペル音楽そのものからは少し離れ、池ゴスが応援している活動をご紹介したいと思います。
それが「SHIZU革」
SHIZU革は、2011年の東日本大震災で津波による大きな被害を受けた、宮城県南三陸町志津川地区のお母さん方による手作りの革細工です。
以下が、これまで池ゴスで何度かSHIZU革のアイテムを紹介・販売してくださっているMUTSUMIさんのコメント。
『2年程前にこの活動を運営している団体(宮城県利府町のオアシスチャペルの活動)を知り、応援し始めました。
そこで大~好きな「池ゴス」で大~好きなMiwaさんに声をかけたところ… 二つ返事で、もちろんOKよ(^o^)/ と言っていただき、新製品が出来た時などに紹介させてもらっています。なかなか現地には行けなくても、遠く離れた東京でも出来る支援を長~く続ける事が大切だと思っています』
ワークショップ後にこんなふうにみなさんにご紹介しています。
この日あったブレスレットですが、作っているお母さんたちの「志」が伝わる、とっても丁寧でしっかりしたつくり!
カラーも、ブラウンなどの合わせやすいベーシックカラーから、黄色・ピンク・ブルーなどファッションのポイントになるようなキレイ色まで揃っていてオシャレ!!
これからの季節なら、ピンクや黄色をカーキのと合わせて重ね付けしたりして
ちょっと落ち着いた色味を入れながら手元にボリュームを持たせるのが気分かなぁ!
あ、でもホームページ見たらキャメルもあってそっちの色もめちゃめちゃ素敵だぞ、これをブルーと一緒につけたらカワイイな・・・
池ゴスのファッションリーダー・モエも注目のアイテム! (・・・調子に乗りました。笑 )
この活動の大きな目的の一つは、「震災を風化させないこと」
忘れたいことがある一方で忘れてはならないことや伝える必要のあることもあります、というHPの言葉にハッとさせられました。
3・11震災当日に自宅に帰れなくて、泊めて頂いた知人のお宅の近くをつい先日通った時、
あの日の恐かった気持ち、不安だった気持ち、悲しかった気持ち、そういったものが一瞬にしてブワっと思い出されました。
同時に、東京に暮らしている私の中で、もう風化されてしまっていた部分も多かったのかもしれないということも感じました。
人間が一番つらいことって、人に憎まれ続けることではなくて、忘れ去られてしまうことだって私は思うんです。
憎まれてる間って、少なくとも思い出してもらえるじゃない?
でも忘れ去られた人間のさみしさって、自分がどことも繋がっていないという最大の孤独だと思う。
それって本当に悲しい。
小さくても何か自分にもできることがある。
ゴスペルを歌うだけではなく、こういった物を身につける、活動を応援することで「志」を表していくということもまた、1つのカタチだと思います。
ホームページでも購入方法を確認することができます、要チェーーーック!!
はい、HPもういっかい!https://www.shizugawa.jp/
先述のとおり 私はゴスペルが大好きでずっと歌っているわけですが、
音楽としてだけではなく、こんな活動に象徴されるゴスペルを通して、
出会う人たちの思いやり、そして希望を信じる心にいつも励まされて、
歌い続けているんだなぁと改めて感じています。
池ゴスは今日も、そのような出会いと繋がりの中で、
そして「信じる心」が持たせてくれる強い力に助けられて、
一人でも多くの人が希望を見つけてくれるきっかけの場となれることを、心から願っています。