2014年6月11日
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕です!
梅雨ですがみなさんいかがお過ごしですか?じめじめした季節ですが、ゴスペルを歌って乗り切っていきましょう!
やっとと言うべきか、あっという間と言うべきか、待ちに待った6月の池ゴスが開催されました。今年は年に3回となり2月以来の開催となりましたが、あちらこちらで6月の池ゴスを楽しみで仕方がないという声を聞きました。みんな池ゴスを愛してくれているのですね。またエネルギー全開でゴスペルを歌うことに飢えているのですね。
前日からの大雨で交通機関の乱れもあり、どうなるかと思いましたが、当日、蓋を開けてみたら、たくさんのお客さんで会場は埋まりました!
その期待感やワクワク感が充満して、出来上がっている会場の照明が落とされシンガーズの登場。そして最初に ディレクターの塩谷美和さんから、ゴスペルには3つのルールがあります、とMCがありました。
1.叫ぶこと!聖書には「この人たちが黙れば、石が叫びだす!」と書かれている。
2.隣の人を忘れて歌い、踊り、走り、自由になろう!
3つ目は?それは後でお話します。そう疑問を残しながらいよいよPraiseのスイッチオン!
オープニングを飾った曲は「I’m a soldier in the army of the Lord」私は神様の兵士、と勇ましく歌われる、黒人教会では古くから歌われているトラッドなナンバーです。そこに「Can’t Nobody Do Me Like Jesus」「Glory Glory Hallelujah」といった、ゴスペル音楽の教科書があるなら1ページ目に掲載されているようなベーシックなナンバーがメドレーで炸裂していきます。美和さんはずっと横田の教会にいる時、このようなPraise &Worshipメドレーで神様に歌っていたと言いいます。この黒人教会にいるかのような錯覚。これを味わいたくてみんな池ゴスに足を運ぶのですね。
今回は何と言っても特別ゲストに、福生New Life Christian MinistriesからMarcel がキーボード奏者として参加!2月にゲストとして注目を浴びたあのGasden牧師夫妻の子息です。
彼のピアノはまさにPraise (賛美)そのもの。ピアノでバンドを、会場全体を導いてくれました!
曲間の挨拶タイムでは、参加者お互いが、久しぶりに最愛の人に出会えたかのような歓喜にハイタッチし合っていました。
シンガーズもこんな顔で叫び喜びを表現していましたね!
そしてお祈りを終えて、黒人教会でもお馴染みのコール&レスポンスのレクチャーです。「God is good!!」「All the time!!」という掛け合い。これは礼拝でもコンサートでもゴスペルコミュニティにいる人たちには定番です。「神様は素晴らしい!」「どんな時でも!」辛い時も悲しい時も楽しい時も神様はいつも共にいてくださり、私達に素晴らしいことをしてくださる。この短い掛け合いにはそんな思いが込められています。
もう一つは「When the praises go up!!!」「Blessings come down!!」という掛け合い。これは私達が神様を賛美する時(歌声を天に上げる時)、祝福が雨のように降ってくる!ということ。つまりゴスペルを歌えば歌うほど、神様が喜びや力を与えてくれてたくさん祝福されますよ!という感じでしょうか?この日、外は大雨で傘を差さなければ歩けないほどでしたが、会場では神様からの祝福の大雨が降り注いできました!傘を差すことなくその雨にどっぷり浸かってグシャグシャになりました(涙!汗!笑!)
前回のブログでも予告したように、ワークショップ1曲目は「Great Jesus」。ゴールデンウィークに来日して日本中のゴスペルファンを魅了したKurt Carrの曲です。実にKurt Carrらしい“ゴスペル大河ドラマ”とでも言うべきスケールの大きな曲です。
覚える音も多いため、念入りに曲の練習が続けられました。かなり高いキーの部分も多く、細かい部分なども表現しながら歌います。四苦八苦しながら曲を完成させていきました。汗。
歌詞の中にこのような言葉があります。
「私が望んでいた以上に、思いもよらないほどに素晴らしい方。偉大な方であり偉大なことをしてくれる方。私はあなたのしてくださった素晴らしい事を受けるに値しないのに、そんな資格も無いのに、私を絶対に見捨てることが無かった。」
ゴスペルの中で歌われるジーザスは、私達がどんな状態であれ、共に側にいてくれて助けてくれた。暗闇のどん底から引きずりだしてくれた。失敗してもやり直すチャンスを与えてくれた。病気を癒してくれた。人生を変えてくれた。その恵みの数は数えるのが不可能です。だからハレルヤ!と叫ぶのです。そしてそのことを思うと「Great Jesus」と叫ばずにはいられない!!ある人は天に手を挙げ、ある人は涙を流し、すべての重荷やしがらみを捨てて歌うする事は、世の中のどんな事とも比較することのできない感動的な瞬間となります。ジーザスによって人生を変えられた人達の証。それがゴスペル音楽なんです!
2曲目はHezekiah Walker & LFCの「Every Praise」。この曲もたくさんのクワイアで取り上げられてスタンダード曲となってきましたね。この曲には世界でニュースになったある実際のエピーソードがあり、その事件の話を美和さんがシェアてくれました。
アメリカのアトランタ州で9歳の男の子が誘拐されたのですが、男の子は誘拐犯の車の中で拘束され絶体絶命のピンチな状態の中でこの「Every Praise」を歌い続けたそうです。すると、犯人は神様への恐れを感じたのかその子供を解放しました。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20140424/Terrafor_news_suBBsyYf06.html
このニュースを読んで、ある聖書の箇所を思い出したと、続けてメッセージしてくれました。
新約聖書の「使徒の働き」という個所にこんな話があります。
ジーザスの教えを伝えていたパウロとシラス。彼らはそのことで牢獄に閉じ込められてしまいます。しかし、鞭で打たれて足かせをはめられていた彼らは、そんな極限的な状況においてもただ神を賛美しました。つまりゴスペルを歌い続けたのです!他の囚人達はその賛美に聞き入っていました。
すると大地震が起きて、足かせははずれ、脱走できる状態となりました。しかし、囚人は誰も脱走しませんでした。囚人が脱走したと思い、その事を罪を問われると思い自害しようとした看守は、「イエスを信じなさい、そうすればあなたも、あなたの家族も救われます。」とパウロの言った言葉と、その出来事を通じて神様を信じることを決意しました。
極限の状態に置かれても神様への信仰を失わずに賛美し続けたパウロとシラス。その歌声が神に届き、囚人達と看守の心を揺さぶりました。それだけではなく、地までも揺るがしたのです。
私達は普段の生活で、誘拐されることも牢屋に入れられることもないかもしれません。でもどんな苦しいことがあっても、どんなに落ち込んでいても、その心を神様の前に差し出してゴスペルを歌い続けよう!
そうすれば土台は崩れていく。すぐに問題は解決できないかもしれないが、必ず何かが動きだします!
そんな思いを込めた「Every Praise」
キャッチーな曲調で非常に覚えやすく、会場も踊り歌えやのPraise Party!!心の足かせよ外れろ!土台を崩そう!多くの人達がそんな願いをぶつけて歌っていたと思います。何度も繰り返される「Every Praise」のフレーズ。止めなければ一晩中やり続けてしまうのでは?と思えてくるほどでした。
久しぶりの池ゴスは熱気とともに終わりました。皆さん、たくさんの祝福の雨を受け取ることはできたでしょうか?
次回は10月です。それまで楽しみにお過ごしください!
それにしても美和さんが言う3つ目のルールはなんだったのでしょうか?
それはあなた自身がこの日に体験して感じたことかもしれませんね・・・。
God bless you!
裕
ハレルヤ!裕です!
いよいよゴールデンウィーク突入ですね?みなさんいかがお過ごしですか?
5月にはあのゴスペル界の大御所、Kurt Carrが来日してワークショップを開催しますね 。またBrooklyn Tabernacle Choirがシンガーズで北海道に来日しワークショップが開催されたりと、日本のゴスペル界も活発に動き始めて、ゴスペルブームの再熱の予感を感じているのは私だけでしょうか?
今回は、ゴスペルを歌い始めて間もない人や、歌ってはいるがなかなか本場のブラックゴスペルに馴染んでこなかった人達にお勧めの映画を紹介します。ゴスペル音楽に夢中になり歌い続けていると、本場アメリカの黒人達のゴスペルを聞きたくなります。本や映画などで断片的に観た事のある熱狂的な礼拝!倒れるまで神様を賛美する人達。ホーリーダンスにシャウト・・・そんな光景に憧憬を抱き、いつか実際に体験してみたいと思うものです。アフロ・アメリカンの精神的な土台となり支え続けた黒人教会と、そこで歌われるゴスペル音楽。そのユニークで熱い文化を体験するためにはアメリカまで行かなければなりません・・・。でも今回紹介する「GOSPEL」という映画は、そんな本場のゴスペル音楽の熱狂を映像という形で味わうことができるゴスペルラヴァーズ必見の内容です。
映画「GOSPEL」は、1981年にカリフォルニア州オークランドのパラマウント劇場で開催されたゴスペルコンサートを記録したライブ映画です。出演はMighty Cloud Of Joy、Shirley Caser、The Hawkins Family、The Clark Siters、James Cleveland & Southern Calfornia Community Choirといったゴスペル界の大御所でありレジェンド達です。最近のゴスペルファンには余り馴染みのない名前が並んでいるかもしれませんが、今のゴスペルの基礎を築き現在でも多大な影響を与え続けているようなビッグネームが勢ぞろいして開催されたコンサートなのです。
ゴスペルシンガーの仕事は、神様や聖書のことを聞き手に伝えること。それがどんな状況であっても変わりません。教会という彼らのホームグラウンドではもちろんのこと、お酒が出されるライブハウスであっても、劇場であっても、野外であっても、そこで神様のことを歌い伝えます。そしてその場にいる人がまるで教会にいるかのような、ホーリーな感情へと高められていく。その導き手が一流のゴスペルシンガーだと思います。是非、パラマウント劇場が大きな黒人教会と変わっていく様子をこの映像で目撃して欲しいです!
映画「GOSPEL」よりYou Tubeをいくつか紹介しておきますね!
Mighty Cloud Of Joy/I’ve Been In The Storm
1960年結成のカルテットグループ。ハードシャウターのJoe LigonとファルセッターのPaul Beaslyの掛け合いが凄い!伝統的なハードカルテットの系譜からスタートし、途中フィラデルフィア録音などでソウルミュージックとの接点を試みたりしながら現在も最前線で活動している伝説のカルテット!!
数多くの名シンガーを輩出したThe Caravansのリードシンガーとして活動し、ソロとなってからの最大のヒット曲である「No Charge」。神の無償の愛を母の愛に例えて歌われる。彼女自身がゴスペルシンガーになるきっかけは病弱な母を支えるためにゴスペルシンガーとなってお金を稼ごうという理由でした。
この映画ではマイクスタンドを十字架に見立てた寸劇を見せてくれます。圧巻です!
The Hawkins Family/Until I Found The Lord~Right On
ゴスペルの代名詞的な曲「Oh Happy Day」は、黒人教会のゴスペルを全世界に知らしめてポピュラーミュージックの世界にも通用するものとして高めた記念的な名曲です。その「Oh Happy Day」のオリジナルライターがThe Hawkins Familyの面々です。彼らの地元オークランドでのコンサートということもあり凄まじい熱気。神様の前で我を忘れて踊りまくり叫び続ける、まさに黒人教会の熱い礼拝を映像で体験できます。
デトロイトのSouthwest Michigan State Mass Choirのディレクターで「ゴスペルクワイアの母」と呼ばれたDr.Mattie Moss Clark。彼女の4人の娘で結成されたThe Clark Sistersの大迫力パフォーマンスを堪能してください。彼女達はMary・J・Brige、Kelly Priceといった後のR&Bのシンガー達の憧れでもありました。
James Cleveland And Southern Calfornia Community Choir/Can’t Nobody Do Me Like A Jesus
「ゴスペルの王様」と呼ばれたJames Cleveland。マスクワイアスタイルのゴスペルを確立し、現代ゴスペル音楽の基礎を築いたまさにPrince Of Gospel Music!!! 彼が創立したGMWA(Gospel Music Workshop Of America)からは数多くのシンガーが世に輩出され、ゴスペルの普及に大きな貢献をしました。この映像でホーリースピリッツに支配され止まらずたたき続けるドラマー、それを抑えようとするJames Cleveland師。このシーンこそこの映画のクライマックスといえるでしょう。
こちらで購入可能のようです。
是非!映画「Gospel」をご覧になってください!そして“Golden Week”を“Gospel Week”で過ごしましょう!
God bless you!
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕(ゆたか)です。夏休みも終わり、花火大会もプールも来年までのお楽しみ。秋の風も吹き涼しくなり始めましたね。そんなセンチメンタルセプテンバーですが、池ゴスは一年中どんな時でも明るく、楽しく、激しく盛り上がっております。
今回も常連さん、新規のお客さんも含めてたくさんのゴスペルラヴァーのみなさんに集まっていただき大変ありがたいことです。ブログを読んで興味を持ったという方もいらっしゃったようで、とても嬉しかったのでこの場でもお礼を申し上げておきます!!
Praise&Worshipはもうお馴染みになってきた「Old Gospel Medley」からスタート。古くから黒人達の間で歌い継がれている定番曲のメドレーです。日本人で言えば「夕焼け小焼けの赤トンボ」のように、彼らにとっては誰もが知っている曲です。黒人達が大切に歌ってきたこうした曲を、私達が愛しレパトリーに取り入れていくというのは、黒人の歴史から生まれたゴスペルを理解していくう上でとても大切なことなんだな、といつも思っています。
そして「Mighty God」。今回からギターに佐藤主一さんが参加。ファンキーなギターを挨拶代わりに聞かせてくれました。奴隷時代から歌われている「Old Gospel Medley」から現代ゴスペルの「Mighty God」と続く流れはユニークですが、決して違和感なく会場のムードを盛り上げていきました。
ワークショップは7月にTPWのアンドレ牧師からシェアしてもらった「Every Time I Feel The Spirits」を時間をかけて取り組みました。この曲も古くから歌われている有名な黒人霊歌として知られています。アンドレ牧師は、これぞゴスペルといった2ビートの軽快なアレンジのヴァージョンを教えてくれました。
各パートそれぞれユニークなフレーズを持っていてタイミングなどを合わせるのに苦戦はしましたが、最後には3声が上手く重なり完成しました!
今回はシンガーズのゆきかさんがリードを取り曲を引っ張っていきました。オールドスクールな曲の雰囲気もありまるで、目をつぶれば南部の黒人教会にいるかのようでした。この曲は来月からP&Wとして歌い続けていく予定です。
そして、その熱さを引っ張っていくようにPraise Breakの始まり、でも途中でセーブして一端、中断しました。そう、Praise Breakという文化が無い日本のゴスペル音楽。池ゴスで体験して驚いたり戸惑ってしまう方もいらっしゃるのではないかという心配もあり、少し解説が必要ではないか?ということで急遽私が説明することになりました。
奴隷時代に行われていた「リング」「シャウト」を説明し、現在の黒人教会の熱狂的なスタイルはそこにルーツがあることを映画「Hallelujah」の1シーンを紹介しながら解説させていただきました。
そして、過酷な差別や苦しみを酒に溺れることや、暴力や愚痴を言うことではなく、神様に向かって歌い踊り叫ぶことで発散させていった黒人達の素晴らしい文化を、私達日本人が受け継いでも良いのでは?と呼びかけさせていただきました。
Praise Breakに関しては以前のBLOGを参考にしてください。
美和さんは語る。初めて黒人教会に行ったときPraise Breakが始り、みんな泣き、あるいは倒れ、叫び、踊るという光景を目撃し、とても衝撃的だったそうです。
ある時、日本の教会で「そんな大きな声で叫ばなくても神様は聞いてくれるよ。」と言われたことがあるそうです。でも子供みたいに大きな声で「聞いてよ!」と叫んで泣けば受け止めてもらえるでしょ?と話されました。
そして日本初のPraise Breakのワークショップ。曲はKurt Karr Singersの「Gimme some room so I can thank Him」。
最後に前回に引き続き「Moving Forward」を簡単にワークショップ。シンガーズの創生は今回、喉の調子が悪く参加も危ぶまれたほどでありましたが、無事に体調も守られて素晴らしいソロを聞かせてくれました。
今回はとても盛り沢山の池ゴスでした。来月もスタッフ一同、皆さんのご来場を楽しみにお待ちしております。叫び、踊り、泣きに来てください!
2013年7月24日
Hallelujah! 美和です。
先日、7月のアンドレ&ケンドリックWSでWSされた曲や、最初のP&Wでの曲の歌詞を知りたいと言うリクエストが来ましので、ブログであげておきます。
Prayer Spiritual Medley Spiritual Traditional
Every time I feel the Spirit Moving in my heart I will pray
Yes, Every time I feel the Spirit Moving in my heart I will pray
訳)御霊を心に感じたら、いつも私は祈ろう
Couldn’t hear nobody pray
Couldn’t hear nobody pray
Way down yonder by my self
Couldn’t hear nobody, nobody, nobody… Couldn’t hear nobody pray!
訳)誰の祈りの声も聞こえてこなかった・・・
ずっと向こうの方から私のそばまで
誰の祈りの声も聞こえてこなかった
More Like Him written by Robert Bennix
Oh, how I want to be
I really want to be
more like Him, like Him
Tenors: Oh how I want… more like Him
Sopranos/Altos: I wanna be… more like Him
Tenors: Oh how I want… to be more… more like Him
Sopranos/Altos: want… be more… Him
(Vamp )
Sopranos:
I want to be… more like Him
I’ve got to be more like Him
Altos:
I want to walk like Jesus walked
talk like Jesus talked
more like Him
Tenors:
I wanna be more like Him
I gatta be more like Him
訳)もっと彼(Jesus)のようになりたい!
彼のように歩みたい!
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕(ゆたか)です。
私はいつもパワーポイントなど色々な係を担当していますが、HP新設にあたり、ブログの方でも池ゴスの様子や、色々マニアックなゴスペルトークを皆さんにシェアさせていただきたいと思います。
さて、先月から来日して約一か月間日本に滞在しているTPWのアンドレ牧師とケンドリックスが池ゴスにゲストとして参加してワークショップを開催してくれました。
池ゴスはいつものシンガーズによるPraise&Worshipもゴスペルパワー全開というかブラックチャーチ色が色濃く熱かったです。昨年から何度も歌っている「Souled Out」はまさに自由に叫び、心の鎖が解き放たれていきました。
そしてアンドレ牧師とケンドリックスの登場!アラバマ流ワークショップの開始!曲はニグロスピリチュアルの代表曲「Every Time I Feel The Spirits」と「Couldn’t Here Nobody Pray」のメドレー。次に、2年前のワークショップの時にシェアしてくれた「More Like Him」でした。
ワークショップ直前まで何の曲を歌うのか分からず、ワークショップの進行中にパワーポイント係だった私は急いで歌詞を打ち込むという荒技を繰り広げました。
本場のゴスペルワークショップでは実はこのような話は良くあります。彼らはどのようなお客さんが来ているか?またはその時の気分によって曲を決めていくことがあります。言うならば当日の天候ですら左右されていくのです。本場アメリカのワークショップでは歌詞カードすら配られないこともあるぐらいなのですから!こうゆう部分も含めて本場のブラックゴスペルを体験できたことは貴重なことですよ!
アンドレ達のシェアした曲は決して簡単な曲ではありませんでしたが、きめ細かな指導のもとに仕上がることができました。
スピリチュアルメドレーは2ビートのクラップが冴えるいかにもブラックゴスペルな感じになりました。そしてモダンな「More Like Him」。最後にはPraise Breakが巻き起こり圧倒的な雰囲気の中で、クラップにダンスにシャウトにとまさにPraise Partyでした。私も隣の美和さんが自由に歌っているのにつられて下手くそなホーリーダンスを披露してしまいました。
でも人目を気にせずただ感謝と喜びを持って叫んで踊る時ほど楽しいことはないのですよ。ゴスペルを100倍楽しむ方法は人の目を気にしないことです。全ての苦しみや悲しみ、そして喜びを上に向かって叫ぶこと!これがゴスペル音楽なんですよ!
ワークショップ後はTGIフライデーにてアンドレ牧師達も交えて食事会。ゴスペル音楽について、日本での活動について、ソウルフードについて・・などかなり深い話しが聞けてこれまた贅沢な気分。
とってもアフロアメリカンでブラックゴスペルな一日でしたが・・・何故か?お茶漬けが食べたくなってきたな・・。
today’s musicians!