スタッフの裕です。東京も梅雨入りしてじめじめとした季節になってきました。
池ゴスの日も天気予報は雨となっておりましたが、見事に青い空にまぶしい太陽!ハレルヤです!
今回の池ゴスは急遽、Timothy Rileyのワークシップ開催となりました。関西方面でワークショップを開催していたTimが東京に行きたいと希望したところ美和さんのところに話がもちかけられ急遽池ゴスの枠でワークショップが実現しました。まさに神様からのギフトですね!
Timは「I Need you to survive」「Every praise」など、ゴスペルを歌ったことがある人ならお馴染みの名曲を生み出したHezekiah Walker師の教会のメンバーであり、教会クワイアであるLove Fellowship Choirにも所属しているシンガーです。またヨーロッパ、アフリカなど世界中を訪れてゴスペル音楽を広める活動を展開している素晴らしいゴスペルシンガーであり賛美者です。
会場は本場のブラックゴスペルを学べるということもあり満員御礼!!
2階席まで開放するほどでした。
早速、Timのワークショップ開始!!
日本語を勉強しているとのことで「こんにちは!」と流暢に挨拶。その大きな体と人懐っこそうな雰囲気、そしてユーモア溢れるトークで会場は和みました。
まずは、ウォームアップからスタート。歌うための呼吸方法、横隔膜を意識した発声方法などかなり念入りに細かい指導をしてくれました。口はスピーカーであるから、口を大きく開けて空気を使って声を出すことなどのレクチャーを受けました。ヴォイストレーナーとしても活躍するTimの発声練習は、今後ゴスぺルを歌う上で重要なテクニックばかしで勉強になりました。また黒人だから、素質が違うから、あれだけ大きな声で歌えると言うわけではなく、日々のトレーニングと研究の積み重ねによってあれだけパワフルなゴスペルを歌えるのだなと再認識しました。
ウォーミングアップで体も温まったところで賛美の準備は万端!早速ワークショップの開始!
一曲目はアメリカのユースクワイアであるNew Directionのテーマソングともいえる「New Direction」です。
Timからゴスペルのスタイルは様々であることが説明されました。
そしてこの曲はコンテンポラリースタイルの楽しい曲であることが伝えられてから、歌詞を読みリズムを体に刻んでいき、その指導は発音も含めてかなり丁寧に進行していきました。
アーバンなメロディにファンキーなリフが冴える元気印な曲。
歌詞は「キリストによって新しくされる」キリストに出会うことによって人生が変えられるミラクルな体験の喜びを爆発させたパワフルなゴスペルソングです。
日本人にはなかなか馴染みがなく難しいリズムを持った曲でしたが、Timの笑い溢れる楽しい指導により、彼が「まるでニューヨークのクワイアのようだ!」と驚きの声をあげるほどの完成度となりました。
New Direction/New Direction
https://www.youtube.com/watch?v=rM9lKSxIVbo
今回のワークショップで素晴らしいミュージシャンが2人、新たに池ゴスの仲間として加わってくれたので紹介します!
ピアノは山本裕太さん。黒人教会で演奏経験も多いことからTimの本場のブラックゴスペルスタイルの流れにも見事についてきていました。そしてドラムに瀧本寛太さん。ゴスペルのみならず各方面で活躍しているプロのドラマーです。
写真は左から、竜(Ba)、裕太(Key)、Timothy、寛太(Dr)
次の曲は「For Your Glory」。
「Break Every Chains」をヒットさせたTasha Cobbsの曲です。この曲は「神の栄光」を歌ったワーシップソングであり、私達の人生の目的は神の栄光を見ることだとTimは語りました。
池ゴスシンガーズも一人づつソロをとり神の栄光を歌いあげて行きます。涙を流し、天に手をあげればワークショップがワーシップの時間に変わっていきました。
少しだけでも「神の栄光」を見ることができたのではないでしょうか?
Tasha Cobbs/For Your Glory
https://www.youtube.com/watch?v=Ozt_zD2NwLc
3曲目はMilton Brumson&Thompson Community Singersの「He’ll make it alright」。
これぞ!ブラックゴスペルの醍醐味!と言わんばかりの強烈なナンバー。高速の2ビートで疾走しコール&レスポンスが繰り返されるまさにHezekiah Walker師の教会の日曜礼拝のいつもの光景が再現されたのではないでしょうか?
「全ての問題はジーザスに委ねよう!ジーザスがいるから大丈夫!」と歌われる曲なのですが、おそらくTimがゴスペルを携えて世界中を旅する理由はこの良き知らせを伝えるためなのでしょう!ゴスペルを通じてただこのメッセージを伝えたいから世界中を旅しているのでしょう。
クラップとダンスとシャウトですっかり出来上がった中でPraise Breakが始まり美和さんも登場し更にコール&レスポンスが繰り広げられました。
Milton Brumson&Thompson Community Singers/He’ll make it alright
https://www.youtube.com/watch?v=WW9pgGfV4Xw
誰もが空っぽの状態でゴスペルを楽しんでいる。ゴスペルによって自由にされている。ずっとこのままでいたい。と誰もが思っていたであろうが、時間に制限がありクローズ。
お祈りも終えてさてアナウンスと思いきや突如バンドの演奏が始まりTimが歌いだす!
Fred Hammondの「We Blessed」を即席ワークショップ。
恐らく止めなければ永遠に賛美し続けるんだろうな・・。
Timothy Riley、凄いシンガーでありワーシッパーでした。
Fred Hammond/We’re Blessed
https://www.youtube.com/watch?v=Q2a63L0hEkI
2015年05月29日
Hallelujah! 緊急告知です!
急遽、次回の池ゴスはニューヨーク・ブルックリンからスペシャルゲスト、ティモシー・ライリーさんを招いてのワークショップとなりました!
彼は、Every Praiseで世界的に有名なヘザカイア・ウォーカー師の教会のメンバーであり、優れたミュージシャンでもあります。
素晴しいシンガーであり賛美者であるティモシーから、たっぷりワークショップをしてもらい、楽しみながら学びませんか?!
いつも池ゴスは1000円の参加費をいただいていますが、この日はスペシャルゲストなので2000円の参加費とさせていただきます。
それでもティモシーのワークショップが2000円なんてあり得ないほどお得です!!!
土曜日何をしようか迷っていたそこのあなた!来週6月6日(土)は迷わず池ゴスにいらしてください!
こんなチャンスめったに無いですから、是非友達を誘って来て下さいね♬
また同時に、池ゴス初夏のファッション祭りも開催です。詳しくはFBをご覧下さい。
https://www.facebook.com/ikegos?ref=hl
お気に入りのTシャツやアクセサリーでお待ちしています。
池ゴススタッフ一同
《ティモシー・ライリー Timothy Riley》
ティモシー・ライリーは、世界的に有名なボーカルインストラクター、クワイヤーディレクター、そして賛美者である。
1994年にウィスコンシン大学ホワイトウォーター校でボーカルパフォーマンスと音楽教育を学ぶ。
1999年にニューヨークに移住し、世界的に有名なハーレムのクワイヤーアカデミー「ハーレム少年合唱団」の教師となる。
同年に、ラブフェローシップタバナクル:キングダムチャーチ(牧師=ヘゼカイヤ・ウォーカー師)の教会員となり、世界的に有名なグラミー賞受賞経験のある「ラブフェローシップクルセイドクワイヤー」への参加を認められる。
2000年、友人であり、同僚でもある音楽ディレクター、グレゴリー・ケリー(ヘゼカイヤ・ウォーカー師の曲の作曲者であり、ワークショップ・インストラクター)と、ゴスペルグループ「ブラックゴスペル・シンガーズ」と共に、3年に渡り、ヨーロッパツアーに参加。
2005年から2008年まで、ミニスター・ケリー率いる、ヨーロッパツアーグループ「ザ・ベリー・ベスト・オブ・ブラックゴスペル」に参加。
ニューヨークからドイツに移住し、ハンブルクで「レビティカス・ゴスペルクワイヤー」を設立。2008年に同じくハンブルクで、プロのゴスペルアンサンブル「ゴスペルパワーソウル」を、2009年にユースクワイヤー「チョーズン・ジェネレーション」を結成。
現在はニューヨークに戻り、殿堂入りした伝説のグループ「ゴールデンゲート·カルテット」への参加や、著書「光の書:日常の生活のための祈りと祝福」の出版など、目覚ましい活躍を続けている。
2015年04月8日
ハレルヤ!裕です。
桜の花びらが散ると同時に、関東では雪が舞うほどの寒い日でしたが、皆さん体調崩されていませんか?
暑さ寒さ関係なく、池ゴスはゴスペルを歌い叫び続けています!!
2015年春の池ゴスは「Hallelujah You’re Worthy to be praised! 」の力強い宣言からスタートしました。
今回は初参加の方も多く見受けられましたが、挨拶タイムを挟みながら春のゴスペル祭りは熱く盛り上がっていきました。
教会の中がすっかり温まったところで、シンガーズのモエが登場。次に歌う「My Worship Is For Real」という曲をみんなで一緒に歌いたいという思いを、自身の体験を通じて与えられたことを語ってくれました。
彼女も人生の中でたくさん辛かったことがあり、もう駄目だ、と思ったことがあったと言います。
「だけど今こうしてここでゴスペルを歌っている。こうして生きている。そのことを思うと神に歌わずにはいられない!
だからこの気持ちは、この歌のように本物なんだ!」と。そして「どんなことがあってもゴスペルをやめないで歌い続けてください。ハレルヤ!と言えない気分の時でも、その気持ちを貯金していこう!」とみんなを励ましてくれました。
My Worship Is For Real・・・その心からのリアルなメッセージが、会衆の心を鷲掴みにしました。
ゴスペルを歌うことで、多くの人が心の傷が癒され、力を得る体験してると僕は信じています。
自己紹介タイムを挟み、いよいよ待ちに待ったワークショップ。
今回はKirk Franklinの1995年のヒット曲「Whatcha Lookin’4」です。
20年前の曲ですが、古さを感じさせないファンキーなリズムを内包したダンスナンバーです。
リズムが重要視される曲なので、歌詞も平たく歌いがちにならずに奥行きを作って歌うようにと美和さんからの指導。
また飛び入りでネイティブイングリッシュスピーカーの方からの発音指導もあり、少しづつ肉付けされていきました。
この曲はリズムにのることも重要なので、ステップの踏み方、ダンスの練習も繰り返されて、場内を踊り歩く練習もしました!
そしていつのまにか、教会の中はまるでダンスパーティーに早変わり!
かつてKirk Franklinが「ダンスクラブになんか行く必要はない!教会に来て踊れば良いんだ!」と言っていた事を美和さんが引用しましたが、事実、彼は当時のメインストリームの音楽であったヒップホップなどストリートカルチャーを取り入れたゴスペルを多く生み出し、沢山の若者を救い、教会にカムバックさせたのです。
日本人には難しいリズムの曲ですが、とっつきにくい発音やダンスや振付も、楽しい時間の中で苦手意識も吹っ飛び、いよいよ歌の準備も万端に整ってきました!
ここで今回ソロのパートを歌う3人から歌詞の説明と自分達の思いが語られました。
創生君は、今でも真夜中に泣くことがある。そしていつも探し求めているのはジーザスであることにに気づく。この曲は自分のことなんだと語りました。
千洋君は、仕事の忙しさなどで愛を忘れがちになり、愛が自分と無関係になってしまうことがある。愛に気づけないこともあるが、愛とは見えているけど見えないものと、語りました。
美和さんは、かつて愛を追い求めて生きてきた。自分は愛されているのか?
自分なんて価値のない人間だと思い続けていたことを、自身の生い立ちから語ってくれました。
そしてゴスペルに出会い、Jesusの愛に出会い、愛とは与えられるだけでなく、与えるものであることも知ったと言っていました。
もう恐れも不安もありません!全身全霊でWhatcha Lookin’4!
叫び踊ろう!探し求めているものが何か解るはずだから!いつしか熱気溢れる教会にPraise Breakの嵐が巻き起こりました。踊り!叫び!ハンカチやスカーフ、上着を持って振り回して、もう隣の人の目など気にせず踊りました!
そして嵐は静まり古い聖歌「Yes, Jesus Loves Me」のフレーズが繰り返されました。
「Jesusは私を愛している。Jesusはあなたを愛している。Bibleはそう言ってるよ。」
そうメッセージを残し4月の池ゴスは幕を閉じました・・・。
皆さんは、何を探し求めていますか?
すっかり暖かくなり、いよいよサクラも満開ですね。
皆さんお元気ですか?美和です。
今年2回目の池ゴスは、4月4日(土)いつも通り15時からありますので、お時間ある方は是非歌いに来てください!
懐かしいのやりますよ。
さて、ゴスペルもどんどん進化していて、本場アメリカの教会でも色々な新しいタイプのゴスペルが賛美されています。
若い人達がどんどん新しい曲を作り、新しい曲がどんどん生まれているのは本当良いですね。
でも、日本のゴスペル好きの若い人達が知らない、超カッコいい昔の曲もいっぱいあるんだよね!
と言う事で、今回の池ゴスはちょっとだけ時代を逆戻りし、懐かしの90年代ソングをWSしたいと思います。
90’sゴスペルと言えば、そう、今でも活躍していますが、Kirk Franklinが革命的に黒人教会音楽を前進させた一人なのではないでしょうか。
そのKirk のナンバーから、なんと今から20年前の曲で(ひえ〜汗)、アルバムタイトル曲、Call and Respons な “Whatcha Lookin’ 4”を歌います。
懐かしい〜!と思う、そこのあなた!Come on!
Whatcha Lookin’ 4
https://www.youtube.com/watch?v=1dfUECrJh7M
振り付けがあるのも、この曲の特徴です。
この曲は、この時代のユース世代(10〜20代)に向けられた曲で「何を探しているの?何を求めているの?私(Jesus)が君の探している”それ”なんだよ」と言う歌詞が繰り返されますが、有り余るエネルギーを、色々な危険な方向に向けてしまう若者達にとって、ゴスペルを踊って歌う事は救いだったのかもしれません。
The Familyの後ろには当時の若者達がステージ上で、一緒に踊り歌っています。かっこいい〜よ〜。
昔の曲だけど、今のユース達に、そして年齢関係なく皆にじゃんじゃん歌ってほしいね!(と元ユースは思うのでした。)
下のフルバージョンでそれが観れます。Whatcha Lookin’ 4は一番最後です。
私は持っていますが、Videoはもうとっくに廃盤でしょうか。
こちらがフルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=JlK9BtuASe8
The Family の貴重な映像!Tamela Mannとかはまだ旧姓の時代で、今よりふっくらしていて、歌パンチがすごいです。
なんだか話したい事はたくさんですが、とにかく、皆さん歌いましょう!!!!
他には、Judith McAllisterのHallelujah You’re Worthy To Be Praised や、Vashawn MitchellバージョンのMy Worship Is For Real、歌います。
年齢関係なく、探し物(者?)をしている人、とりあえず池ゴス来て、一緒に歌いませんか?
お待ちしています♬
God bless you!
2015年02月14日
ハレルヤ!
寒い冬も後もう少しで終わり。春が待ち遠しい今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ゆたかです。
今年最初の池ゴスは、アメリカで憶えられている「Black History Month(黒人歴史月間)」にちなんで、福生からインターナショナル教会、Faith Christian Fellowship(通称FCF)の皆さんをゲストに招き開催されました!
久しぶりの池ゴスということもあり、会場は2階席まで埋まり期待感で満ち溢れていました。
これは黒人霊歌で「かつては奴隷であったが、今は自由になり主(神)のもとへ帰る」という歌詞です。
ゴスペルミュージックは、奴隷として扱われていた黒人達が血みどろになり叫んだ中から生まれてきた音楽です。
いよいよFaith Christian Felloshipの皆さんの登場です!
まずはPraise & Worship Team!!
Praise & Worship Teamとは礼拝で歌により会衆を神様の方に目を向かせ、礼拝へと導びく音楽奉仕者のこと。
アメリカの教会ではお馴染みのプレイズダンスです。
「I was created to make Your praise glorious(私は神を賛美するために造られた)」と歌われる「Glorious」の世界を踊りによって表現してくれました。
続いてはゴスペルマイムの登場。