Merry Christmas!! 美和です。
皆さん、どんなクリスマスをおすごしですか?
さてPart1からの続きです。
まずはゴスペルレジェンドのグループ、The Davis Sisters の「The First Noel」から。
http://www.youtube.com/watch?v=PH5THbNI7_k
ゴスペルレジェンドの一人、Ruth Davis が率いる家族で構成されたこのシンガーズは、フィラデルフィアのペンテコステ教会にて1940年代に結成されました。とってもパワフルな歌声のグループです。The Davis Sisters のルーツなどマニアックな話は裕に任せるとして(笑)以下に簡単に彼女達を紹介する映像もありましたので、貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=ALvFkT-NDC0
そして最近のゴスペルからもう1作。私も大好きなAaron Nevilleの歌声をどうぞ。
(映像にあるCDのジャケット、写真右から2番目、スギちゃんみたいな袖カットGジャンを来ている男性です)
http://www.youtube.com/watch?v=xRlyP9uM5sk
初めて彼のその繊細な歌声を聴いた時、女性かな?とも思ったのですが、歌っている本人を写真で見て、超マッチョの男性でビックリ!あまりの違いにびっくりしてしまいました。
見かけからは想像できない癒しの歌声。
彼は、Neville Brothers として兄弟と一緒にも活躍していますが、兄弟の中では最も信仰心が篤いようで、ゴスペルばかりを歌っています。
以下は古ーいNeville Brothersの音源。
アップしてくれた人、thank you!
http://www.youtube.com/watch?v=qcwNpE0uLt4
さて、本題の「The First Noel」に戻します。
Part 1 で歌詞と訳を載せ、「The First Noel」の歌詞が、イエス・キリストが生まれた模様そのもの、つまり劇にしたら台本だと書きました。
では「The First Noel」が台本だとしたら、原作は聖書と言う事になりますね。新約聖書のマタイの福音書2:1〜11とルカの福音書2章の6〜16と言う場所に、この模様がそのまま書かれています!
その中で、天使が「民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです・・・あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。」と言っている場面があります。
私達が救われる為にJesusが生まれた。喜び生きる為に、希望を持つ為に・・・。
ゴスペルは希望です。喜びです。Joy to the Worldです!
Happy Birthday Jesus!
Jesus is the Reason for the Season!
Merry Christmas! 美和です。
クリスマスシーズンを迎えめっきり寒くなりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
さて、今年最後のブログ記事として2回に渡り、クリスマスソングを1曲紹介させてもらい2013年の幕を閉じたいと思います。
先日の池ゴスでオープニングアクトを飾ってくれたキッズクワイア・リトルブランチの子供達が歌ってくれた「牧人ひつじを」です。
こちらがその時の映像 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZVKIA-HIm_c&feature=youtu.be
愛らしいですねー。
この「牧人ひつじを」は、日本の賛美歌集でのタイトルで、原題は「The First Noel」です。The Firstは英語ですが、Noelはフランス語で「クリスマス」と言う意味。もともとはラテン語の「誕生」が語源になります。なので「最初のクリスマス」と言う題名になります。
ちなみに、聖歌集でのタイトルは「ノエルをばはじめに」となっていますので、聖歌の題名の方が原題に近いです。しかし聖歌は言葉が古く、とても味わい深い歌詞なのですが、現代人の私達にはちょっと分かりにくいかもしれません。
まずは、つい先日12月15日にホワイトハウス前で行われた、ナショナルクリスマスツリー点灯式での、アリサ・フランクリンの最新ほやほやのホットな歌声を紹介します。彼女は「ソウルの女王」と言う異名を持つ、アメリカを代表するソウルシンガーであり、牧師の娘で教会で育ちました。
オバマ大統領の就任式でも歌いましたね。
写真はその時のもの→
http://www.youtube.com/watch?v=LxdIYpzhVnU
アリサは教会出身で、商業音楽の世界に入っていきますが、その後も多くのゴスペルソングを歌っています。
そのゴスペルアルバム、代表作がこちら。「ゴスペルの貴公子」James Clevelandが指揮をとっています。
このアルバムは後日、再編集されて再発売されますが、曲順が変更されていたり、James Cleveland出番も増え、曲のカットも少なくなっていて断然、完全版がお薦めです。
話はそれましたが、今回の「The First Noel」では、アリサは2番までしか歌っていませんが、実際には8番まで歌詞があります!
ちょっと長くなりますが、簡単な訳も一緒に歌詞を載せます。
「The First Noel」
1
The first Nowwel the angel did say
Was to certain poor shepherds in fields as they lay
In fields as they lay, keeping their sheep
on a cold winter’s night that was so deep
* Nowell, Nowell, Nowell, Nowell, Born is the King of Israel
天使が告げた最初のクリスマスは、野に寝ていた幾人かの貧しい羊飼いが、寒い冬の夜に羊たちを連れていた時でした。
※クリスマス…クリスマス… クリスマス…クリスマス… イスラエルの王が生まれました
2
They looked up and saw a star
Shining in the east beyond them far
And to the earth it gave great light
And so it continued both day and night
彼らは空を見上げ星を見ました。その星は東の遠くかなたに輝き、大地に大きな光を与え、昼夜輝き続けました。
3
And by the light of that same star
Three wise men came from country far
To seek for a king was their intent
And to follow the star wherever it went
その星の光に導かれ、3人の賢者が遠くの国からやってきました。王を探すことを目的とし、その星が導く所どこへでもついて行きました。
4
This star drew nigh to the northwest
O’er Bethlehem it took it rest
And there it did both stop and stay
Right over the place where Jesus lay
星はベツレヘムの北西まで近づくと、そこでとまり、赤子イエスが眠るその上で留まりました。
5
Then did they know assuredly
Within the house the King did lie
entered in then for to see,
And found the Babe in poverty
そこで賢者たちは、王がいる家(小屋)がはっきりと分かり、王を見る為に中に入り、貧しい環境でうまれた赤ちゃんを見つけたのです
6
Then entered in those wise men three
Full reverently upon their knee
and offered there in his presence
Their gold, and myrrh, and frankincense
3人の賢者はその場所に入ってうやうやしくひざまずくと、持ってきた贈物である金と没薬と乳香を差し出しました。
7
Between an ox stall and an ass
This Child truly there born he was
For want of clothing they did him lay
All in the manger, among the hay
牛やロバのいる中で、まさに彼こそがお生まれになったその”子”でした。着せる衣服もない状態で、飼い葉桶の中に干し草に包まれて寝ていました。
8
Then let us all with one accord
Sing praises to our heavenly Lord
That hath made heaven and earth of naught
And with his blood mankind hath bought
さあ、みんなで一緒に歌いましょう。私たちの天にいる主に賛美しましょう。無から天と地を創造し、その血で人々をあがなってくださった主に。
ここでもう一本。Be Be & Ce Ce Winans のデュエット映像がこちら。是非歌詞も見ながらどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=dBQlanc6aug
このお二人はゴスペルシンガー一家、Winans Family の兄妹です。息がピッタリですね♪ 下の写真がWinans Family ↓
映像では、降誕劇(イエス・キリストが生まれた模様を劇にする)が途中から始まります(4:00辺りです)
そう、「The First Noel」の歌詞が、まさに降誕劇の台本そのものなんですね!
Part 2につづく
Hallelujah! 美和です。
12月に入り、街はすっかりクリスマスカラーに染まりましたね。
今年に入り「New Season」のテーマに始まり「Moving Forward」で進んできた池ゴスですが、来年に向けてさらに前進!皆さんと一緒に、Jesusと共に歩み続けて行きたいと思います!
さて、今週末7日は今年最後の池ゴスです。
今回は、オープニングアクトにキッズクワイア・リトブラの歌があります!
http://littlebranch.blogzine.jp
adorableなキッズ達の歌声、聞きにきてくださいね!
そして、ワークショップはしばらく歌ってきている「Moving Forward」と「More Like Him」
それから、クリスマススペシャルとして去年も歌ったリチャスモ(Richard Smallwood)のクリスマスアルバムから「Come And Let Us Worship」と、
数年前にワークショップした「O Come O Come Emmanuel」を歌います。
参加してくださった方、憶えていますか?
クリスマスソングはこの時期にしか歌えなくてすぐ忘れてしまったりしてまいます。でも何年も重ねて、憶えている曲が増えていくと、クリスマスの意味がどんどん深まっていく、そんな気がする今日この頃です。
この2曲、Youtubeで検索すれば出てきますが、あえて、世界のクリスマス的な画像をここでは紹介します。
降誕劇とのトリビュート
http://www.youtube.com/watch?v=9OKTAapoSqU
ドイツのクワイアが歌っている映像です。ヨーロッパでもゴスペルはたくさん歌われていますね!
http://www.youtube.com/watch?v=AcobGJw3B7k
そして最後にお知らせです!
来年1月の池ゴスはお休みします。その間、ブログは更新して行きますのでチェックしていてくださいね。
2月1日が2014年のキックオフとなりますが、この日はBlack History Month Specialです!!!また詳細はブログで予告して行きます。写真は去年の様子→
では皆さん、Have a merry Christmas!!! and God bless you!
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕です!あっという間に秋も深まってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか?今週末は池ゴスです!先月からの曲を引き続き歌っていく予定なので、皆さんふるって参加してくださいね。
さて、食欲の秋、読書の秋と色々楽しむ季節ですね。今回は学問の秋ということで、今週末の予告も兼ねて、少しの間ですがちょっと堅苦しいゴスペル講座にお付き合いいただければと思います。
7月の池ゴスでTPWのアンドレ牧師からシェアして頂き、最近の池ゴスの課題曲として取り上げられている「Every Time I Feel The Spirits」いわゆる有名な黒人霊歌で古今東西、多くのゴスペルシンガー達に歌われ続けてきたスタンダードです。黒人ゴスペルコミュニティの中ではもちろん誰もが知っていて歌ったことがある、いわば主食のような存在の曲です。
無数にアレンジされている「Every Time I Feel The Spirits」ですが、私が一番おすすめしたいのが名門カルテットPilgrim Travelers(ピリグリムトラベラーズ)のヴァージョンです。
日本のゴスペルクワイアで歌っている人達には、恐らく馴染みの無いゴスペルカルテットの世界でありますが、1960年代以前のゴスペルはカルテットスタイルが主流であり、Five Blind Boys Of Mississippi、Swan Silvertones、Soul Stirrers、Bells Of Joyといったグループが各地で人気を博し、教会礼拝の激しさをそのまま取り入れた熱狂的なライブで人々を魅了していました。多くのソウルミュージックのシンガー達がカルテットグループ出身であることも起因してか、日本のブラックミュージック愛好家にはカルテットスタイルのゴスペルのファンが多く存在しています。今回、紹介するPilgrim Travelersもカルテットファンからは絶対的な支持を獲得している名門グループです!
1936年にテキサス州ヒューストンのプリーザント・グローブ・バプティスト教会に通う若者たちが結成したグループで、後にSam Cookeも加入することで有名なR.H.HarrisのSoul Stirrersの影響を受けながらキャリアをスタートさせました。1947年にはロサンゼルスへと拠点を移し、名門スペシャリティで録音し最盛期を迎えます。また、この時期に彼らの代名詞的な曲「Mother Bowed」をヒットさせます。
Pilgeim Travelers/Mother Bowed
http://www.youtube.com/watch?v=AJUxOQhb3iA
苦しみや悲しみを恐る恐る神様に打ち明け、最後は抑えきれずうめきに変わっていく。地味な曲で最近のゴスペルファンにはとっつきずらいかもしれないですが、まさにこれこそカルテットゴスペルの真骨頂と!!叫びたくなる不朽の名曲です。
このPilgrim Travelersの「Every Time I Feel The Spirits」を聞いてみてください!典型的なシャッフルビートのシンプルなアレンジがたまりません。こんな極上のゴスペルを聞いていると私もカルテットを結成したくなります。誰かやりませんか?みんなでスーツ着こんでビシっとステージに立ちたい!
Pilgrim Travelers/Every Time I Feel The Spirits
http://www.youtube.com/watch?v=Flw0oF7OMLA
マニア向けの補足をしておくと、このPilgrim Travelersからは後のSam CookeのマネージャーとなるJ.W.Alexanderや、ソウルミュージックのシンガーとして成功するLou Rawlsが在籍していました。こうしてゴスペルカルテットで経験を積んだ多くのシンガー達が、ソウルミュージックなどのポピュラー音楽の世界へと踊りでていきました。現在も子供の頃から教会で歌っていたようなシンガーがR&Bの世界でデビューしていくという図式があります。教会とゴスペルはいつの時代もブラックミュージックの源泉なのです。
マニアックなゴスペル講座いかがでしたか?私は少しでもゴスペルの歌い手さんたちがゴスペルの歴史や色々なシンガー達に親しむきっかけを作れればと思っています。いつでもお声をかけてください!
「Mother Bowed」で少し重くなってしまった方もいらっしゃると思われますので、Pilgrim Travelers出身のソウルシンガー、Lou Rawlsの華やかな世界を食後のデザートにどうぞ。
Lou Rawls/You’ll Never Find Another Love Like Mine
http://www.youtube.com/watch?v=d2ijL2tljdI
今回、ご紹介させていただいたPilgrim TravelersのCDはこちらから購入できます!
それでは、池ゴスでお会いしましょう!
Hallelujah! 秋晴れの爽やかな今日、皆さんいかがお過ごしですか?美和です。
読書の秋、食欲の秋、ファッションの秋、芸術の秋・・・。夏の暑さから一転して朝晩などはかなり涼しくなり、季節だけではなく何か自分もチェンジしたい。夏大好きの私には、真夏の海が忘れられない今日この頃ですが、やはり、秋は心なしか変化を求める気持ちになりますね。秋は人の物心をかき立てます。そんな新しい季節を迎えようとしているあなたに、ゴスペルの秋!をおすすめします!
今週土曜日に迫りました池ゴスの予告です。
今年後半の課題曲Moving Forward、先月から引き続きEvery Time I Feel The Spiritsを歌っていきますが、季節だけではなく曲も一新と言う事で、ワークショップ新曲に、やはりこれもアンドレ達が紹介してくれてブログでも歌詞をあげてあるMore Like Himを歌います。とってもかっこいい曲です。
この秋、超かっこいいMy Hero, Jesus のように、I wanna be more like Him! をテーマに、チェンジしていきたなぁ。
右のCDジャケットはMore Like Him が入っているアルバムです。iTunesで購入できます。
ちなみに、写真の男性は作者のRobert Bennixさんではありません。
クワイアで歌っている動画を見つけました。キッズかユースのクワイアのようですね。迫力があります!
http://www.youtube.com/watch?v=jsh4vIxIFT0
Praise & WorshipではBreak Every Chainを加えていきます。
http://www.youtube.com/watch?v=6vjlpg9i2Bg&feature=youtu.be
きっと、今回もあっという間の熱い2時間となりそうです。
一緒にゴスペルの秋を堪能しましょう!土曜日、お待ちしています♪