2013年8月6日
ハレルヤ!池ゴススタッフの裕(ゆたか)です。私はいつもパワーポイントなど色々な係を担当していますが、 HP新設にあたり、ブログの方でも池ゴスの様子や、色々マニアックなゴスペルトークを皆さんにシェアさせて いただきたいと思います。
うだるような暑さの真夏のど真ん中!8月の池ゴスも熱気ムンムンのゴスペル温泉にどっぷり浸かりに多くのゴスペルラヴァー達が中央福音教会に集まってきました。
そう!ここはゴスペルのど真ん中!夏バテなんて気にしない!うちわ片手にハレルヤ!とゴスペル夏祭りの始まりといった雰囲気でしたね!遠く長崎からも来られた方がいてなんとも嬉しい限りでした。
Praise&Worshipはお馴染みの「Old Gospel Medley」。黒人達の間で古くから歌われている「This Little Light Of Mine」「Jesus On The Mainline」「I’ll Fly Away」のメドレー。途中、周囲の人と挨拶タイム。初めて会う人や久しぶりに会う人、握手して声を掛け合う愛に満ちた時間。日本人には苦手なスキンシップかもしれませんが、こうして無事に来られたこと、そして出会えたことは決して偶然ではないと思うのです。だからここに集まった人達とその喜びと感謝を共有したいなといつも思っています。
そしてファンキーな「Mighty God」。もうじっとなんかしていられないですね。今回からバンドメンバーに滝元風喜さんが参加。各方面で活躍されているプロのベーシストで今回もバンドと息がぴったし合っていて特にうねるベースラインはブラックなムードを漂わせていました。
今回のワークショップは6月に藤波慎也さんによってシェアされた「Moving Forward」。Israel HoughtonやHezekiah Walkerでもお馴染みの名曲です。発音やリズムなどゆっくりと念入りに進められていきました。ソロパートをシンガーズの創生と千洋が交互に歌う。時には会衆へそして自分自身に語りかけるような純粋な気持ちが多くの人の心に届いていました。
「私は前に進む。後戻りはしない!」凄い歌詞ですね。宣言してしまっているんです。そして「古いものは過ぎ去り新しくされる。」と信じるんです。
丁寧に曲は仕上がっていく!そして頭から力強いポシティヴな宣言を大声で歌う。会場のどこにもネガティヴな感情は存在しない。まさに出来あがっている状態だ。「前に進む!」この宣言は曲の終りに疾走していく!高速の2ビートを刻むドラムの音が駆け抜ける!Praise Breakの始まりだ。叫び!踊り!飛び跳ねる!まるで映画「ブルースブラザーズ」の黒人教会のシーン
「Blues Brothers」の教会のシーン。↓
http://www.youtube.com/watch?v=JCCd5Qh3OtQ
Praise Breakの嵐が過ぎ去った後に、美和さんが10代の頃引きこもり自殺未遂、夜の街に繰り出し荒れすさんだ生活を送っていた時期もあったことなどを語られました。
しかし、ゴスペルに出会い黒人教会に行くようになり、そこで自身の辛い過去や人に知られたくない心の汚い部分も含めて、全てを吐き出すことが許され、その感情を全て受け止めて、そのままの自分を認めてくれる存在に出会った時に、心が解放されて希望の道へと前進していくことができた。その体験をお話してくれました。そして魂の解放の場として存在する黒人教会のスタイルが日本でも根付いても良いと話されました。
多くの人が辛い体験、傷つけられたこと、また傷つけてしまったこと、トラウマなどのせいで希望を失い前へ進めなくなっている。でもゴスペルにはそれらを全て受け止め癒してくれるパワーがある。そう古いものは過ぎ去り新しくされ、決して後ろを振り返らず前へ進むためのエネルギーをゴスペルは与えてくれるのです。
そして、そのことを思うと叫ばずには入れらない!「When I Think About The Lord」そんな思いが込められた曲で真夏の「ゴスペル祭り」は幕を閉じました。そうです。叫べばよいのです!ハレルヤ!と叫んでみてください!あなたの心の中に一筋の光が差し込むはずですから。それがゴスペルです!