こんにちは!シンガーズのモエです。
池ゴスではスタート以来、毎度楽しんでソプラノを歌わせていただいておりますが、HPではブログ記事という形で、池ゴスに関連したゴスペルの魅力をお伝えしております!
さて今回は、最近池ゴスで何度か登場している曲”Mighty God”のオリジナル・シンガー、Martha Munizziについてご紹介したいと思います。
“I thought she was black!” (彼女、黒人かと思ったわよ!)
と、リーダー美和ちゃんの「ブラック」の知り合いが言ったとか言わないとか。
私も初めて彼女の声を聞いた時はそう思いました、マーサのこと。
はじめは、この名字をなんて読むのかしらと思いましたよね。(そこ?)
カタカナにすると「マーサ・ミューニッジ」なんて表記されてますのでそれが日本語では正解のようです。
マーサの曲は、日本でもゴスペラーにはおなじみのものがたくさん!
“Sing”、”Because of Who You Are”、”Glorious”…
はぁ~ざっと挙げただけで名曲ぞろいっ!
黒人かと「思った」と言う通り、彼女はご覧の通り白人女性。
フロリダでクリスチャンの音楽一家に生まれ8歳でパフォーマンスを始めて以来、家族でいろいろなところを音楽で旅しゴスペルを伝えて回った幼少期だったそうです。
調べている中で、彼女を紹介する文章にこんな一文を見つけました。
Munizzi is pioneering cross-cultural worship music that not only connects with both black and white Christian congregations but also reaches the masses.
「ミューニッジは、ただ黒人と白人の会衆を繋げただけではなく、大衆にも届く【文化を超えた】ワーシップ音楽(ゴスペルのような教会で演奏する、神様をたたえる音楽のことですね)の先駆けだ」
彼女は白人でありながら、「黒人のもの」とされがちなゴスペルのフィールドで、
その黒人たちに認められ、受け入れられ、また刺激し合い、
新しいゴスペル音楽の在り方とカタチを築いた、
まさにパイオニア的役割を果たしてきた人物なのです。
そしてこうして、現に黒人でも白人でもない、私たち日本人のところまで届き、
日本人を「フゥーーー!イェーーーイっ!」と言わせているのです。
彼女の音楽はまさしく人種がどうたらというレベルを超えて、パワフル!ド迫力!ファンキー!
ということで、自他共に認めるMarthaの大ファン、
池ゴスバンド・ドラムの我らが下久保先生に、彼女の魅力をお伺いしたところ、
「まっすぐ芯が1本通ってる感じ?そこに真の強さが見えるというか、
でもマーサの力だけじゃない感じというか・・・まぁ一回聴いてDVD見てみろー!」
ちなみに下久保先生の一番のおすすめアルバムは「ぜんぶ!」だそうですが、
最初なら”The Best Is Yet to Come”が聴きやすくて楽しいんじゃないかしらとのこと。
もしMarthaのゴスペルをじっくり聴いたことない方がいたら、これを機にちぇけら! 私もまた聴いてみよー!!