2015年2月14日
ハレルヤ!
寒い冬も後もう少しで終わり。春が待ち遠しい今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ゆたかです。
今年最初の池ゴスは、アメリカで憶えられている「Black History Month(黒人歴史月間)」にちなんで、福生からインターナショナル教会、Faith Christian Fellowship(通称FCF)の皆さんをゲストに招き開催されました!
久しぶりの池ゴスということもあり、会場は2階席まで埋まり期待感で満ち溢れていました。
まずオープニングは美和&池ゴスシンガーズにより
「Oh Freedom」が歌われました。
こちらが原曲 Oh Freedom
これは黒人霊歌で「かつては奴隷であったが、今は自由になり主(神)のもとへ帰る」という歌詞です。
奴隷の過酷な生活からの解放される歴史と、聖書が持つ「自由になる」というメッセージと重なります。
この曲で会場は挨拶タイムを挟み、お互いハイタッチをしながら、今日への期待を高めていきました。
ゴスペルミュージックは、奴隷として扱われていた黒人達が血みどろになり叫んだ中から生まれてきた音楽です。
そのため「Black History Month」とはゴスペルのルーツを知ることでもあるのです。
ここで塩谷達也氏製作の音楽を通したゴスペルの歴史を簡素にまとめたDVDを観賞し、改めて理解を深めました。
またこの池ゴス公式HPにもゴスペルの歴史について記載されていますので、こちらものぞいてみて下さい。
いよいよFaith Christian Felloshipの皆さんの登場です!
まずはPraise & Worship Team!!
Praise & Worship Teamとは礼拝で歌により会衆を神様の方に目を向かせ、礼拝へと導びく音楽奉仕者のこと。
リードのミニスターBeniさんの「共に神様を賛美しましょう!」という日本語による掛け声と共に「High And Lifted Up」で会場はヒートアップ。喜びで満ち溢れ、その喜びを表現するのに日本人だからとか黒人だから・・そんなこだわりはどうでも良くなります。
「Because Who You Are」の心からの賛美でBeniさんは「神を讃えるときはみな兄弟」と日本語で語っていました。
「神様は同じやり方はしない。様々な賜物をそれぞれの人に与える。
これからの時間は歌だけでなく様々な方法で神様を賛美します。」
という説明がされ、ダンスチームの登場です!!
アメリカの教会ではお馴染みのプレイズダンスです。
「I was created to make Your praise glorious(私は神を賛美するために造られた)」と歌われる「Glorious」の世界を踊りによって表現してくれました。
次はミニスターJoeさんによるラップでの賛美。
アメリカの教会で若者達がラップで神様を語るというのは一般的になってきていますが、日本ではなかなか見る機会が少ないので今回は貴重な時間でした。
Joeさんの言葉一つ一つにFaith Christian Felloshipのメンバー達から割れんばかしの拍手と熱い声援が送られていました。
Joeさんの言葉一つ一つにFaith Christian Felloshipのメンバー達から割れんばかしの拍手と熱い声援が送られていました。
続いてはゴスペルマイムの登場。
神様への賛美を動きによって表現する方法です。
顔を白く塗るのは自分の中の様々な感情を
真っ白にしてただ神様への思いだけを伝えるという意思表示だと言います。
日本ではなかなか知られていないゴスペルマイムですが、その全身を使った動きから神様の愛がほとばしっていき、会場の人々も初めて観るマイムの動きに吸い込まれていき感動の涙を流していました。
顔を白く塗るのは自分の中の様々な感情を
真っ白にしてただ神様への思いだけを伝えるという意思表示だと言います。
日本ではなかなか知られていないゴスペルマイムですが、その全身を使った動きから神様の愛がほとばしっていき、会場の人々も初めて観るマイムの動きに吸い込まれていき感動の涙を流していました。
そしてワークショップの時間。今回の曲は「Freedom」
こちらが原曲 Freedom
歌だけでなく、手を叩き、ジャンプし、まわって、シャウトする。色々な方法で自由に神に賛美し、ゴスペルを体感する曲です。
歌詞にあるように「足かせもいらない、鎖もいらない、束縛もいらない」そんな自由はどこから来るのか?美和さんはかつては生きる力がない人生を送っていたが、ゴスペルを通してジーザスに出会い、本当の自由を得て、今ではみんなを励ましたいという側に変えられたと語りました。そして、「もし自由を感じていない人は求めましょう!隣の人を忘れて、ただ歌ってください!自由になってください!」と呼びかけました。
まさにリミッターを振り切った「Freedom」の賛美に続き、FCFの牧師であり、牧師夫人でもあるPastor Marishawn Anderson によるメッセージタイムです。
聖書のルカの福音書4章18~19節から「Good News」をテーマに語られました。
「Good News」つまり私達にとって「良い知らせ」は、私達を元気にしてくれます。
ジーザスはこの世に自由を与える!という「Good News」を携えてこの世に来られました。
暗いことがあっても最後には光がある。苦しい問題は決して続かない、今日は泣いていても明日は笑顔になれる。恐れを持って歩かなくても良いことを教えてくれるのが「Good News」。
そして、彼女自身が2回流産をし、絶望の中、部屋においてあるゆりかごを前にジーザスに向かって祈ったと言う経験を話してくれました。祈って間もなく、車をドライブ中に車の中でジーザスに出会い、言葉では説明できない喜びで満たされ、大丈夫なんだという安心感で一杯になり、そしてどんな状況に置かれても、ジーザスに信頼を置こう、と言う揺るぎない希望が与えられたそうです。その後、彼女は3人の子供が与えられました。
今ここにいる人も大変な状況の中にあったとしても、必ず神様が共にいてくれて平安と喜び、愛と守りを与えてくれる。
ゴスペルを歌う時、涙が溢れるのはそれが『Good News』だから、神の言葉だから・・・。
神のことばは種であり、それはいつか芽を出す。ゴスペルを歌うことでその種は植えられていく、と語り教えてくれました。
日本人、アメリカ人、アフリカ人、フィリピン人、人種の垣根なく神様を賛美するお祭りとなった2月の池ゴスでしたが、多くの人が、それぞれの足かせを外し、自由になれたのではないでしょうか。
そしてこの日語られた「Good News」の種はみんなの心に植えられたのではないかな・・・と私は信じています。
次回は4月ですね!
みなさんまた元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。
God Bless You!!